「大宇造船海洋の価値高めた後にビッグ2体制へ転換」

「大宇造船海洋の価値高めた後にビッグ2体制へ転換」

2016年11月03日08時53分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  鄭聖立(チョン・ソンリプ)大宇造船海洋社長が「造船ビッグ3」体制の維持決定に対する否定的世論の沈静化に乗り出した。鄭社長は2日、大宇造船海洋ソウル社屋で開かれた記者懇談会で「政府が大宇造船海洋を整理せずビッグ3体制を維持することにした決定に対し『中身がない』という批判が多いが、現状では大宇造船海洋の正常化が最も経済的な方法だ」と話した。莫大な社会的費用のために大宇造船海洋を閉鎖できず、現代重工業とサムスン重工業のビッグ2は大宇造船海洋を買収する余力がないだけに仕方がないということだ。鄭社長は「中国との競争のためにはこれからは『ビッグ3』よりは『ビッグ2』体制で行くのが効率的と考える。だが、いま(大宇造船海洋を)閉鎖するより、商品価値を高めて『ビッグ2』体制に行くのが正しい方向だ」と話した。

  この日の懇談会は先月31日に大宇造船海洋再建を骨子とした造船業競争力強化案が発表されてからあふれた「底が抜けた甕に水を注ぐもの」という指摘から用意された。鄭社長は「大宇造船海洋がどこと合併しようが、会社名がどうなろうが関係ない」としながら「だが、巨済(コジェ)、玉浦(オクポ)にある施設と技術・潜在力を国家大計のために生かす方向と考えてほしい」と訴えた。

  鄭社長は「5兆2000億ウォン(約4758億円)規模の自助計画のうち現在1兆5000億ウォン程度の成果を上げた。玉浦造船所に近い従業員用アパート団地売却などを推進し8000億ウォンをさらに調達する方針」と話した。この日鄭社長はミル財団・Kスポーツ財団から出資要求があったのかに対する質問では「私が知る限りそうした接触はなかった」と答えた。
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