【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が3日に発表した10月末の外貨準備高は3751億7000万(約38兆9000億円)となり、前月比で26億ドル減少した。
外貨準備高が下落したのは4カ月ぶり。ドル高の影響でユーロなどドル以外の外貨建て資産のドル換算額が目減りした。
内訳を見ると、有価証券は3422億9000万ドルで、前月比4億ドル減った。預金は237億8000万ドルで21億2000万ドル減少した。国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)は25億3000万ドルで5000万ドル減った。IMFリザーブポジションは17億7000万ドルで3000万ドル減少した。
金保有は2013年2月から変動がなく、47億9000万ドルとなっている。
韓国の外貨準備高は9月末時点で世界7番目の規模だ。1位は中国の3兆1664億ドルで、日本(1兆2601億ドル)、スイス(7006億ドル)、サウジアラビア(5539億ドル)、台湾(4367億ドル)、ロシア(3977億ドル)と続いた。