こんばんわ、山根です。今回は以前からコツコツと作成していたWebサービスの公開する目処がついてきたのでご紹介します。
どんなサービスなのかざっくりいうと「Webサイトのネーミングライツ(命名権)を売買できるサービス」です。名前は「Named」。ティザーサイトは以下になります。
Named[ネームド] – ネーミングライツ(命名権)売買サイト
ネーミングライツってなに?
ネーミングライツとは聞き慣れない言葉かもしれませんが、日本語に訳すと「命名権」のことです。とあるものに対して命名することができる権利です。
ネーミングライツ売買事例
とあるところに名前のない大きな建物がありました。その建物は京都の劇場として賑わいをみせていく予定です。ただし、名前がありません。そこで名前をつけてくれる人を募集しました。京都の大企業がその劇場を買う権利を買い取りました。50年契約で50億円です。その劇場は「ロームシアター京都」と名付けられました。
私の住む京都では上記のロームシアター京都の事例や以下のリンク先のように野球場、体育館、公衆トイレなどなどいろんなもののネーミングライツが売買されています。
また、以下のようにZOZOTOWNが千葉マリンスタジアムのネーミングライツを落札したことも話題になりました。
「ZOZOTOWN」が千葉マリンスタジアムのネーミングライツ落札 その意味やメリットとは?
Webサイトのネーミングライツを売買出来る仕組みが作りたい
京都に住みながら京都の施設のネーミングライツが売買される中で、ふとWebサイトのネーミングライツを売買出来る仕組みを作ってはどうか?と思うようになりました。
Webサイト運営者からすれば、アフィリエイトやアドセンス広告じゃない新しいマネタイズの形が見つかるかもしれない。
Webサイトのネーミングライツ購入者からすれば新しい自社製品を認知してもらえる形になるかもしれない。今まで何もできなかったけどネーミングライツを購入すれば自分の名前をWebサイトという形で世に残すことが出来るかもしれない。
そう考えるといてもたってもいられなくなり、今まで作ったこともないWebサービスの製作に取り掛かることになりました。Ruby on Railsのチュートリアルを繰り返し繰り返し読み、わからないところはフォロワーさんに教えてもらいながらもコツコツと製作をし、ようやく形になってきました。
現在は、細かいバクの改修や機能変更、法的な規約のチェックを進めています。
Everyone has a nice name.
このWebサービス「Named」を作るにあたって「Everyone has a nice name.」という指針のようなものを掲げました。フッターにも記載する予定です。
誰もがどんな形にしろ素敵な名前を持っておりその名前を大事にして欲しい。そのような指針を持って「Named」を作っています。
よって金額を釣り上げていくオークション形式にはしていません。入札者はWebサイトのネーミングライツ入札時に候補となる名前を5件登録してもらいます。入札者が複数いる場合は、候補になる名前をもとに出品者が誰と契約するかを選んでもらいます。オークション形式にするとお金が優先になってしまい名前の重要さが下がってしまう気がしてこのような仕様にしました。
「Named」を通して世の中のWebサイトに素敵な名前が付き、発展していくことを願っております。
リリースは2016年12月1日予定
リリースは2016年12月1日の予定です。Webサイト運営履歴1年以上、出品価格1万円以上という条件で公序良俗の反しないサイトなら出品していただくことが可能です。
リリース確定時には前もってお知らせいたしますのでティザーサイトにあるソーシャルメディアをフォローして頂ければ幸いです。どうぞ宜しくお願いします。
