観光バスの運転手 運転中にポケモンGO

観光バスの運転手 運転中にポケモンGO
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先月、大阪府内を走っていた観光バスの運転手が、運転中にスマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」をしていたことがわかり、岡山市の運行会社は陳謝するとともに、運転席へのスマートフォンなどの持ち込みを禁止する措置をとりました。
岡山市に本社がある、バスや路面電車などを運行する「両備ホールディングス」によりますと、先月31日、外部からの指摘を受けてインターネットの動画投稿サイトの映像を調べたところ、バスの運転手が運転中にハンドルを動かしながらスマートフォンでポケモンGOの画面を操作している様子が映っていました。
その後の調査で、会社に所属する観光バスの41歳の男性運転手が、先月上旬に大阪の伊丹空港で客を降ろして営業所に戻る途中、運転しながらポケモンGOをしていたと認めたということです。会社に対しこの運転手は「申し訳ないことをした」と話しているということです。

これを受けて両備ホールディングスは、バスや路面電車などのすべての運転手に対し、運転席への携帯電話やスマートフォンの持ち込みを禁止する措置をとりました。また、会社の関係者が動画を撮影した可能性があると見て、詳しい状況を調査するとともに、運転手の処分を検討しています。
両備ホールディングスは「あるまじき行為で、おわびのしようもない。今後、このようなことが起きないよう、再発防止に努めたい」とコメントしています。