【高畑裕太の強姦致傷事件】被害女性が週刊誌で反論し、高畑側がマスコミにFAXで釈明
2016年10月14日 17時55分 日刊サイゾー
2016年10月14日 17時55分 日刊サイゾー
2016年10月14日 17時30分 日刊サイゾー
YouTube「ANNnewsCH」より
不起訴になった俳優・高畑裕太の強姦致傷事件が、泥仕合の様相となってきた。“無罪”扱いされた被害女性が10月14日発売の「週刊現代」(講談社)で反論。すると、これに高畑側が応戦する形のファックスをマスコミ各社に送り、騒動が蒸し返されている。
8月の逮捕から17日後の9月9日、高畑が釈放されたのと同時に、代理人の渥美陽子氏、小佐々奨氏の弁護士2名が「悪質な事件ではなかった」「裁判になっていれば、無罪主張をしたと思われた事件」としたことについて、「週刊現代」で被害女性が反論。
「まるで私がウソをついたかのようなことが書かれていました。私が悪かったというのでしょうか。なぜ加害者のように扱われるのでしょうか」
女性が異を唱えたのは、高畑側の弁護士が書いた「知り得た事実関係に照らせば、高畑裕太さんの方では合意があるものと思っていた可能性が高く」という部分。女性はこれに「一方的に『強姦ではなかった。合意があった』というような主張をしていますが、事実ではありません」と、あくまで強姦自体はあったとしている。
これを受けて高畑の代理人は14日の午後、マスコミ各社に「週刊現代に掲載された記事について」としたファックスを送り「この点は誤解があります」と再反論。「高畑裕太さんにおいて、当時女性の拒否の意思を認識しておらず、合意があると思い込んでいた」と説明し、あくまで高畑側からの視点を述べたという見解を示した。
ただ、女性の主張には「当方が把握している事実関係とは異なる点も多々あります」とも書いており「女性は高畑裕太さんの目つきが怖かったこと等を理由に大声を上げるといった抵抗はされなかったとお話しされていますが、この点も例えば『騒ぐと殺す』と脅迫する、口を押さえつけるといった男性側が当初から明らかに強姦であると認識している事例とは異なるものです」と“合意説”を改めて訴えた。
つまりは示談はしたものの、レイプ自体があった、なかった、の争いとなっているわけだ。高畑側のファックスは末尾に「既に大きな社会的制裁を受けております。これ以上の過剰な報道は慎んで頂きますようお願い致します」とも書かれていたが、マスコミを通じての反論をしておいて、それは無理があるというもの。
高畑は8月23日、撮影の仕事で群馬・前橋市内のホテルに宿泊した際、フロントの従業員女性に性的暴行をして右手首と指にケガを負わせた容疑で翌日、前橋署に逮捕された。その後、「週刊文春」(文藝春秋)では示談金が1,500万円であったことや、高畑の誘いに乗って女性がエレベーターに同乗、「舌が絡まり合うキス」をした際、激しい抵抗がなく、高畑が「僕はいける」と思ったとする話を報じたが、女性はこの報道も全面否定。「キスをしたなんて絶対にない。そもそも私はエレベーターに一緒に乗っていません」とした。
これまで表になった報道は高畑側からの話が大半で、警察情報など第3者の見立てもあったが、被害女性からの直接の話はなかった。それが出てきて、これまでの話と大きく食い違ってくると、事実のように伝えられてきた報道も信憑性が怪しくなってくる。
実はこの女性には、今回報じた「週刊現代」以外の媒体も取材のオファーをかけていたという話をしている記者がいる。
「他が優先されて実らなかったんだけど、時間を置いてもう一度交渉できたら……。レイプ被害者として二次被害に悩まされているでしょうから、気持ち的には今回が最初で最後と言っているようですが、高畑側が自分に都合よい話ばかり出しているというなら、うちも誌面を割く用意はありますよ。一字一句、被害女性の了解を得た文面をカットせずに伝えたい。じゃないと、あまりに気の毒」
この記者は6年前、妹が強姦被害に遭っていることから、なお気が気でない様子だ。
事件が不起訴になっただけに謎が大きく残されたが、これだけ互いに主張を戦わせているということは、示談の際に「マスコミなどに事件を口外しない」という守秘義務が約束されなかったとみられる。そうなると、今後また争いが続いてしまう可能性もある。
これには、高畑を起用したことがあるバラエティ番組のスタッフが「事実がどうあれ、高畑さんの復帰は95%ありえないところから、100%ありえないものに変わった」と話す。
「いくら示談になっても、こうやって反論されるのであれば、女性が傷ついたという部分は認めるしかないです。不起訴でも実質有罪みたいな扱いにはなりますね。タレントとしては終わりでしょう。その意味では高畑さん側の弁護士は不起訴にすることを焦るあまり、被害者女性への配慮を欠きすぎたのでは」(同)
第3者には何があったか正確にはわからない犯罪現場の真実。互いの言い分の食い違いが露呈したのは、高畑にとっては大きなマイナスとなりそうだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)