必ず知っておきたい!医療保険を選ぶ時の3つのポイント

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医療保険は種類が多く、選び方がよく分からないと思われている方は少なくありません。

各保険会社が何種類もの商品を販売していますので、どの医療保険にしたらいいのか分からず戸惑ってしまう方も少なくないでしょう。

しかし、医療保険の選び方のポイントは意外とシンプルです。今回は医療保険の選び方について説明していきます。

1.医療保険とは

まずは、医療保険の選び方のポイントを考える前に医療保険とはどういった保険か、ということをおさらいしましょう。

医療保険とは、幅広い病気やケガに対応している保険といえ、病気やケガで入院した場合に給付金が支払われる保険です。

医療保険は、基本的に以下の給付金があります。

  • 入院給付金
  • 手術給付金
  • 通院給付金

病気やケガの入院に対し、1日あたり数千円から1万円程度の入院給付金が支払われる他、手術の程度に応じて手術給付金が支払われます。

また、最近は入院期間の短期化の傾向にあり、入院保障だけでなく通院のための保障が充実した医療保険が多く発売されています。

2.医療保険の選び方のポイント

医療保険の選び方のポイントで主なものは以下の通りです。

  • 2-1.保険期間と保険料
  • 2-2.1入院あたりの支払限度日数と保険期間を通じての通算限度日数
  • 2-3.どのような特約をつけるか

では、それぞれについて詳しくみていきましょう。

2-1.保険期間と保険料

2-1-1.保険期間について

保障が続く期間を保険期間と言います。

生命保険であれば、お子さまが大学卒業するまでなど、保障に必要な期間(保険期間)をいつまでと計算できますが、ご自分の医療保険になると、保険期間を推測するのは難しくなります。

一般的には、高齢になればなるほど病気やケガへのリスクは高くなり、医療保険の必要性は高くなります。保険料とのバランスを考えず保障を考えれば、保険期間を一生涯とした方が安心でしょう。しかし、老後の入院、医療費用については退職金などで賄い、保険を頼らないという考え方もあります。

どれだけ退職金をもらえる予定か、また、高齢になった場合、保険料以外にどれほどのお金を月々出費するのか、自分自身のライフプランをきちんと決めて必要期間を考えるしか、本当に自分に合う医療保険を選ぶ方法はありません。

例えば、以下のような表を作成して保険期間について考えてみるのはどうでしょうか。

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不確定要素も多く、面倒な作業と思われる方も多いかもしれませんが、一度図にしてみると分かりやすくなります。自分と自分の家族のため、きちんと考えていきましょう。

2-1-2.保険期間タイプと保険料の関係

また、保険期間には以下のタイプがあります。

  • 2-1-2-1.年満了(更新)タイプ
  • 2-1-2-2.歳満了タイプ
  • 2-1-2-3.終身タイプ

それぞれについて、保険期間と保険料との関係を見ていきましょう。

  • 2-1-2-1.年満了(更新)タイプ

保険期間:契約によって定められた年齢まで更新を続けられる。一般的に80〜90歳を超えると更新不可。

保険料:更新のたびに年齢が上がるため、高くなる

  • 2-1-2-2.歳満了タイプ

保険期間:契約当初に定められた年齢まで。

保険料:払込満了まで一定

  • 2-1-2-3.終身タイプ

保険期間:一生涯

保険料:一定

保険料の払込に余裕を持った資金計画を立てられる方は、終身保険が安心ですし、歳満了タイプは、例えば定年の年齢を払込満了に設定すると、定年後、収入が少なくなったとしても保険料の負担がなくなるので安心でしょう。契約当初の保険料を低く抑えたい方は、年満了(更新)タイプが適切でしょう。

2-2.1入院あたりの支払限度日数と保険期間を通じての通算限度日数

入院給付金には、1回の入院での限度日数や複数回入院での通算限度日数が設定されており、その範囲内で入院給付金を受け取れます。

まさに、この限度日数が保険会社により様々で、幅広く自分で選択することができる反面、どの医療保険がいいか迷う原因ではないでしょうか。

一般的に、支払事由が発生した場合の医療保険の1入院あたりの支払限度日数は主に60日型、120日型、180日型等があります。

しかし、60日型、120日型、180日型のどれが良いのか、自分で選択することができる反面、自分にはどの支払限度日数がよいのか迷ってしまうのではないでしょうか。

さらに特約を含めると、特定疾病に対する支払限度日数の延長や通算限度日数が無制限になるなど、保険会社により選択肢は多岐にわたります。

そこで、まずは入院した場合に、どれくらいの日数がかかるか、「平成26年患者調査の概況(退院患者の平均在院日数等)」より見てみましょう。

■退院患者の平均在院日数(主な病気)

心疾患(高血圧性のものを除く) :20.3日

糖尿病            :35.5日

胃の悪性新生物        :19.3日

高血圧性疾患         :60.5日

脳血管疾患          :89.5日

※資料:厚生労働省「平成26年患者調査の概況(退院患者の平均在院日数等)」より

上記のデータから、心疾患(高血圧性のものを除く)や糖尿病は60日未満というデータですが、脳血管疾患は60日以上を超え、89.5日というデータとなっています。

あくまで、上記データは平均ですので、それ以上に長期化したり、短期化する場合も考えられます。

もちろん、入院限度日数が60日型の医療保険よりも入院限度日数が120日型の医療保険の方が保障が手厚い分保険料も高くなります。

しかし、万が一の事態に備えるためにも、上記のようなデータも参考にしながら、ご自身の月々の保険料負担と相談しつつ、入院限度日数を選び、ご自身に合った医療保険を検討してはいかがでしょうか。

2-3.どのような特約をつけるか

医療保険を選ぶにあたって、医療保険の特約の代表例も知っておきましょう

2-3-1.三大疾病保障特約

三大疾病(会社により定義が異なりますが、がん・急性心筋梗塞・脳卒中が一般的)になると保険金が受け取れます。また、入院日数が無制限になるという特約もあります。

2-3-2.がん診断特約

がんと診断されると一時金が支払われます。(がん保険未加入の場合は、この特約を持つことをおすすめします。)

2-3-3.女性特定疾病特約

女性特有の病気での入院の場合に、給付金日額が上乗せされます。(若い女性であれば併せて加入することをおすすめします。)

2-3-4.先進医療特約

「先進医療特約」は、先進医療の自己負担部分をカバーするためのもので、所定の限度額の範囲内で技術料に応じた実費相当額の先進医療給付金を受け取れる仕組みです。ただし、治療・手術などの時点で厚生労働省が認めた先進医療であること、厚生労働省へ届け出た医療機関であることなどが、給付の条件となります。

※「先進医療」とは、厚生労働大臣が認める医療技術で、医療技術ごとに適応性(対象となる疾患・症状等)および実施する医療機関が限定されています。また、厚生労働大臣が認める医療技術・適応症・実施する医療機関は随時見直されます。

2-3-5.三大疾病保険料払込免除特約(特定疾病払込免除特約)

三大疾病になると保険料の支払いが免除になります。

医療保険には様々な特約がありますが、自分のライフスタイルに照らし合わせ、どの特約が必要かをしっかり見極めましょう。

3.医療保険の選び方の事例

医療保険の選び方の事例を紹介していきます。

3-1.10年更新型で保険料負担を低く抑え、特約で広くカバーする事例

10年更新型にすると終身タイプに比べ、保険料が安くなります。その分様々な特約を付加することが可能になり、病気やケガに対し幅広くリスクをカバーできるという考え方です。

この方法であれば、日々進歩する医療技術に合わせた保障内容にすることができます。

ただ、更新型であるために定期的に保険料がアップしていくこと、80歳もしくは85歳までしか更新できないためにそれ以降の保障が持てないこと、などが不安です。

3-2.シンプルな保障内容で終身保障を確保する事例

医療保険は一生涯保障であることが望ましいです。

しかし、実際には終身タイプで医療保険に加入すると保険料が高くなるため、その分保障内容をシンプルにし、保険料を抑えるという考え方も有効です。

保障内容は幅広く持ちにくいものの、若くて健康な時期に加入すると一生涯保険料のアップの心配がなく割安な保険料で保険を持つことができます。

一生涯保障の医療保険を持っていることは老後を迎えるにあたりひとつの安心感となります。

経済的に余裕があるのであれば、3-1よりも3-2の終身保障の方が理想的といえるでしょう。

4.番外編:医療保険に加入できない場合も諦めないで

既往症があったり、持病があったりと医療保険に加入できない人もいらっしゃいます。

最近では、リスクの程度に応じて保険料を決める「リスク細分型」という考え方を導入した医療保険もあり、「緩和型医療保険」という保険の引受基準を緩和したタイプのものがあります。

加入時の告知項目が緩和されているため、その分保険料は高くなる傾向がありますが、他の医療保険に加入できなかった方は検討してみてください。

5.まとめ

今回は医療保険の選び方について説明してきました。

医療保険は確かに商品も多く、選び方に悩まれる方は少なくありません。

もっとも、ポイントさえおさえればご自身に合った保険を選ぶことができます。今回の内容が医療保険選びの参考になれば幸いです。

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