熊井洋美
2016年11月4日08時03分
肺がんになった喫煙者でみると、毎日1箱のたばこを1年間吸うことで、肺の細胞の遺伝子に突然変異が平均で150カ所できているとする推計を、日本など4カ国の国際共同研究グループがまとめた。4日付の米科学誌サイエンスに論文が掲載された。
遺伝子の突然変異が修復されずに蓄積していると、がんになりやすい。
研究グループは、がん患者5243人分の全遺伝情報を解析。喫煙との関連が報告されている17種類のがんについて、喫煙者と非喫煙者で遺伝子変異の数などを比較した。
その結果、肺がんの一部、喉頭…
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朝日新聞社会部