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TPPの今国会承認に期待

 アメリカのケネディ駐日大使は3日、東京都内の日米財界人の会合であいさつし、日本政府が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の今国会承認を目指す方針について「日本が承認準備をすることは大変意義深く、後に続く米国などの手本になる」と評価した。

     ケネディ氏は米国議会でのTPP承認について、「(11月の大統領選終了から来年1月の大統領任期切れまでの)『レームダック』期間中の最優先課題だ」と強調した。

     米大統領選では、民主党候補のクリントン氏と共和党候補のトランプ氏が共に「TPP反対」を表明しており、民進党などからは「急ぐ必要はない」との声も出ている。

     これに対し、政府は、オバマ政権のうちに米国内の承認手続きが終了する助けになるとして早期承認を目指している。ケネディ氏の発言は日本政府の方針に沿うもので、足踏みが続くTPPの国会審議の後押しにもなりそうだ。【小田中大】

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