乾燥の季節が到来
乾燥した季節がやってきました。この季節は、朝晩の冷え込みが一気に進み、乾燥からのどがイガイガしており、風邪っぽい症状になったりしてしまうものです。
わが家の子ども2人も、毎年この秋口から冬場にかけて体調を壊すことが多く、子どもの身体を考えても、何かしら対策を講じたいと考えるようになりました。
また、わが家には20畳と広めのリビングダイニングがあり、暖房器具としては床暖房とエアコンを使用しています。
床暖房自体はエアコンより乾燥しにくいと言われていますが、床暖房のみで部屋を暖めることはまれで、基本は床暖房とエアコンを併用しますので、やはり乾燥します。
暖房器具はどうしても部屋を乾燥させてしまうわけですが、そうでなくても、温度が5℃上がると湿度は10%も下がると言われており、これから冬場にかけては乾燥対策は必須任務ということになります。
子育て家庭は、乾燥対策が必須
さらに、わが家にはこの冬、3人目の赤ちゃんをお迎えすることになります。幼稚園に通う上2人のお兄ちゃんたちも決して身体が強いわけでもないですので、特にこの冬は乾燥対策を徹底し、体調管理に努めたいと考えています。
また、わが家は私を筆頭に乾燥肌の家系なんです。
生まれてくる赤ちゃんも、上の2人のお兄ちゃんたちも私の影響から乾燥肌体質である可能性が高いため、乾燥対策の必要性はわが家にとって不可欠です。
なかなか湿度の上がらないリビングダイニング空間
リビングとダイニングがひと続きの場合は、ちょっとやそっと加湿してもなかなか湿度が上がらないという空間になってしまいます。
リビングダイニングのよういに広さのある部屋を温めるためには、「床暖房+エアコン」や「灯油ファンヒーター+エアコン」など複数の暖房器具を併用することで部屋を暖めることがとても有効なのですが、それはイコール部屋をドンドン乾燥させることにつながるわけです。
広めのリビングにおすすめの加湿器
複数の暖房器具を使う必要のある広めのリビングを筆頭に、なかなか湿度を上げることができない部屋で使用する加湿器はどのように選べばいいのでしょうか。
また、ただ加湿をするだけではなく、身体に良い方法で湿度を保てる加湿器に必要な機能とはどのような機能なのでしょうか。
まずは加湿器の種類とその特徴をCheck!
画像引用:BALMUDA(バルミューダ)公式ストア
加湿器は、その加湿する方法に応じた3つのタイプに分けることができます。
- 超音波式
- 加熱式
- 気化式
他にもハイブリット式などもあるようですが、大きく分けて考えるとこの3つのタイプになります。調べてみて、初めて知りました。
そして、この3つの加湿タイプには、当然ながらそれぞれメリット・デメリットがあるわけです。
それでは、この3タイプのメリット・デメリットを確認しながら、リビングダイニングとの相性が良い加湿器を探してみたいと思います。
「超音波式」加湿器の特徴
超音波式とは、水を高速振動させ、液体のまま微細な粒子にして空間に放出させることで部屋の湿度を高めます。
「超音波式」加湿器の長所
アロマなどを利用し、加湿と同時に匂いを噴出することに優れています。また、価格が安いものもあり、手ごろに部屋を加湿することができます。コンパクトなサイズが多く揃っています。
「超音波式」加湿器の短所
元の水に雑菌などが含まれる場合、同時に空間に放出してしまうことがあります。そのため、こまめなお手入れが必要になります。
また、長時間加湿すると水分粒子が集まり、加湿器周辺が濡れてしまうこともあるため、加湿器の置く場所に注意が必要です。
おすすめの「超音波式」加湿器と使用方法
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おすすめの使用方法は、リラックスする時間や空間などで使用することです。寝室や書斎などで、ご自身がリラックスできる匂いとともに部屋を加湿しましょう。
「加熱式」加湿器の特徴
加熱式は、スチーム式とも呼ばれています。水をヒーターで加熱し、蒸気にして空間に放出することで部屋を加湿します。
「加熱式」加湿器の長所
加熱式加湿器のメリットは、何といっても即効性があることです。
ヒーターで水を温めるということで、部屋自体を加湿しながら温めてもくれる優れモノです。お手入れの頻度もそれほど頻繁には必要なく、清潔的な加湿方法と言えます。
「加熱式」加湿器の短所
蒸気が高温になり、加湿しすぎることで結露が発生してしまうことがあります。
また、ヒーターを使うため、他の方式に比べて消費電力が大きくなります。特に、広い部屋を加湿する場合は、電気代に注意しながら加湿する時間を限定し、しっかり部屋の湿度をコントロールしたいところです。
おすすめの「加熱式」加湿器と使用方法
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おすすめの使用方法は、朝や寝る前など乾燥しがちな時間帯に使用することで部屋を効率的に潤してくれます。長時間の使用は、電気代と相談して使用したいところですが、部屋をしっかり加湿してくれるスチーム式は一家に一台はあってもいいアイテムかもしれません。
「気化式」加湿器の特徴
フィルターに含んだ水をファンが回転することで、水分を気化させ、部屋を加湿するシステムです。「濡らしたタオルを干して加湿する」という構造と基本的には同じで自然の原理を利用しているといえます。
「気化式」加湿器の長所
どうしても雑菌の心配が付きまとう加湿器ですが、気化式の加湿器は雑菌の放出が3種類の方式の中で最も少なく、加湿しすぎることもありません。また、消費電力が小さいことも特徴です。
「気化式」加湿器の短所
濡れたタオルを想像していただければ分かりますが、この加湿器の周辺は室温が下がってしまいます。また、機器自体の値段が高額になってしまうことも大きなデメリットです。
さて、おすすめの気化式加湿器を紹介する前に、これまで紹介した3種類の加湿器の長所と短所をまとめてみます。
加湿器の種類とそれぞれの長所と短所まとめ
これほど同じ加湿器でも違いがあるんですね。
それぞれの特徴を理解したうえで、適正な加湿器システムを選択し、使用方法や使用場所にも注意したいですね。
さてさて、こうして特徴を並べてみると、広めの空間であるリビングダイニングでの使用に適した加湿器の種類は、「加熱式」か「気化式」ということになりそうです。
1年間使い比べてみてのおすすめは断然「気化式」加湿器
以前から家電量わが家では加熱式加湿器を使用していましたが、昨年家電量販店に足を運んで店員さんに話を聞く中で、ある気化式加湿器に挑戦してみることになりました。
その結果、わが家では今回のテーマである広めのリビングダイニングにおすすめの加湿器は、この「気化式」加湿器が一番であるという結論にたどり着きました。
それでは、最後に私たち家族が強くおすすめする気化式加湿器を紹介します。
乾燥に弱いわが家がおすすめする気化式加湿器「Rain」
わが家が特に子育て世代や、床暖房を使用するご家庭におすすめする加湿器は、空気を洗う美しい加湿器「Rain」という商品です。最近よく聞くBALMUDA(バルミューダ) から発売されています。
実はこの加湿器Rain、家電のプロもおすすめするほど優れた加湿器なのです。こんな記事にもなっています。
気化式で加湿するRainは、乾燥化で発生するウィルスとカビのどちらも抑え、人が快適だと感じられる約50%の湿度を自然に作り出してくれるという、ただ湿度を上げるだけではない機能が備わっています。そして、とにかくデザインがカッコいいんです。
こんなにRainをべた褒めする理由は、この加湿器Rainを実際に昨年からわが家で使用し、その性能に太鼓判を押せるからです。
値段は43,000円と正直少々お高めです。
しかし、広めの空間であるリビングダイニングをしっかり加湿してくれる加湿器は、どの商品も高額になるんです。
上で紹介した「超音波式」や「加熱式」では、そもそも15畳程度の空間を長時間に渡り、加湿することについては向いていません。
また、赤ちゃんや小さいお子さんのいる家庭では、リビングダイニングで過ごす時間は増え、寝室とは違い加湿が難しい環境にあります。そのため、リビングダイニングでの生活環境は、子どもの健康状態に直結するともいえ、どうしても財布のひもが緩んでしまうのです。
広めのリビングがあり、お子様の体調に気を使われているご家庭には、かなりおすすめの加湿器だと思います。
これからの季節に乾燥は天敵です。これから加湿器を購入しようと思っている方は、ぜひ候補のひとつにRainを入れてみてはいかがでしょうか。