藤田直央
2016年11月4日00時05分
日中韓3カ国の絆より、日韓と米国、中国とロシアの方が信頼関係がある――。日中韓の共同世論調査でこんな傾向が鮮明になった。年内の日中韓首脳会談の開催が危ぶまれる中、北東アジアの主要3カ国の関係が改めて問われるような調査結果になった。
日本のNPO法人「言論NPO」が2日に発表した。中韓のシンクタンクなどと6~9月に調査し、約3500人から回答を得た。日中韓に加え、米、ロ、豪州、カナダの6カ国の関係性について聞いた。
それぞれの信頼度について、日本で聞くと「信頼できる」「どちらかといえば信頼できる」の回答をあわせた割合は米国が81・8%で群を抜き、韓国は23・1%、中国は6・8%にとどまった。安倍晋三首相が関係発展に意欲をみせるロシアも11・3%だった。
韓国では、米国83・2%に対し、中国36・1%、ロシア34・4%、日本21・6%。一方、中国ではロシアが80・7%にのぼり、米国37・6%、韓国34・9%、日本18・5%だった。
日中韓の関係を見ると、日本か…
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朝日新聞国際報道部