http://ohtm.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-2295.html
プライドは邪魔になることが多いです。
例えば、誰かに間違いを指摘されたときにムカっとくる時。
これはプライドが邪魔をしているからです。そんなものがなければ、自分を疑って素直にその指摘を受け入れ、前向きに捉えることができるじゃないですか。だけど、へたなプライドがあると素直に受け入れられない。「あぁ!?てめーには言われたくねえよ」なんて返しちゃう。
プライドは捨てたほうが良いの?
僕は出勤前、自分にこう言い聞かせてます。
「お前は何も知らない人間だ。だから、誰かに指摘されてもそれは当然のことなのだ」
と。まー要するにプライドを捨てるマインドセットを朝のうちにやっておくんですよ。そうしたらあら不思議、誰かに何かを指摘されても「あ、間違ってましたか?ごめんなさい、ついうっかりしてて。今後は気をつけますね、指摘していただいてありがとうございます☆」なんてポップに返せるんです。
僕はプライドは捨てちまったほうが自分のためだと考えます。そんなものはクソの役にも立ちません。指摘を素直に受け入れられないばかりか、相手の反感を買って雰囲気までぶち壊すんです。ほんと、良いことは何一つとしてない。だから、プライドなんて朝一でポイですよ、ポイ。
でも自信まで失うんじゃないの?
こういう懸念は誰でも思いつくんじゃないですか。朝一で自分に「お前は大したことない奴」ってマインドセットしちゃったら、仕事のパフォーマンス落ちるんじゃないのって。「どうせ僕は大したことないんだから、何やっても駄目だ(´・ω・`)」なんて卑屈になる危険性もあります。ここが難しいところですよ。
僕としては朝にマインドセットしても、自信は失いません。確かに「お前は何も知らんよ」って自分に言い聞かせるんですけど、でもそれは「お前は駄目な人間だよ」って意味じゃないんです。そうじゃなくて
「お前は何も知らない、だからこそ伸びしろも無限大だ。だから前を向いて胸を張って進め」
って考えるのが理想なんですね。この赤い鬱陶しいくらいの太文字が今回の記事の一番伝えたい部分なので、ご査収ください(笑)
馬鹿になれ!
誰かに指摘されるのが怖くてプライドの殻に閉じこもり、攻撃されたときにエマージェンシーモードになって顔真っ赤になって、あとで後悔するくらい泥沼の争いを繰り広げる人は今回のマインドセットを参考にしてください。
そもそも、誰かに指摘されて守るものなんて自分にはないと考えましょう。ソクラテスよろしく無知の知を地でいけばいいんですよ。「あ、指摘された、ラッキー♪」くらいに考えておけばいいんです。指摘されるってことは、まだあなたに伸びしろがあるという証拠ですよ。前向きに捉えましょう。
馬鹿になれ、って素晴らしい言葉ですよね。この言葉は示唆に富んでいて、へたに賢くお高くプライドを携えて生きるよりも、少し馬鹿に見えるくらいに振舞って周りの助けを得たほうが人生生きやすくなる。馬鹿になれ、これは至言でしょう。
真の馬鹿は、人の指摘を素直に受け入れる無知なるものではありません。自分の殻に閉じこもって、素直に指摘を受け入れられずに言い訳ばかりしたり皮肉を交えて応戦する人なのです。こんな人は、近寄り難くて話しかける気にもなりません。こういうところでも、馬鹿になれない人は損していますよ。
おわりに
どんな理不尽な指摘も受け入れるのは難しいですし、権利を主張しなければ搾取される場面もあるでしょう。なんでもかんでも馬鹿になれば解決するわけではありません。
でも・・・今のご時世、プライドを抱えて生きるには少々ままならぬ。
プライドなんてこのご時世、持っててもなんも良いことないからとっとと捨てちまおう / “仕事ができないのに、プライドだけは高い社員をどう扱ったら良いか。 | Books&Apps” https://t.co/Y8gwVO5txq
— ポジ熊@ブログアドバイザー (@poji_higuma) 2016年11月2日
それを拗らせて人間関係が破綻するくらいなら、少し笑われてでも馬鹿になったほうが得です。きっと。
馬鹿のふりをしてでも力をつけることができます。能ある鷹は爪を隠す、これも至言ですよね。みんな、馬鹿になりましょう。いますよ、ブロガーにも馬鹿のフリをして猛烈に能力を発揮する人が。恐ろしい恐ろしい・・・