こんばんは。夜中たわしです。
突然ですが「手のひらを太陽に」という有名な歌の中に、このようなフレーズがあります。
ミミズだって
オケラだって
アメンボだって
みんなみんな生きているんだ
いやいやいや、待った。ちょっと待った。ミミズ、アメンボは分かる。
しかしオケラのチョイスはちょっと、違和感があるのでは?
オケラってなんだ?
正直この歌詞をはじめて聞いた当時は、オケラが何なのかまったくわかりませんでした。
おそらく、オケラがナニモノなのかわからずに歌っている人もいるのでは?
よくないですよ。わけのわからないまま歌うのは。私も去年くらいまではわかっていませんでした。
オケラはこういうやつです。
なんと、いらすとやに存在しました。いらすとやを甘く見ていました。
それより見てください。バッタとモグラが悪魔合体したような姿です。
リアルな姿を知りたい方は、オケラで画像検索してみてください。(虫が嫌いな人は注意)
最初にこいつの姿を見た時は衝撃を受けたものです。
なお作曲者はアンパンマンで有名な、やなせたかし氏です。彼はなぜ2匹目にオケラをチョイスしたのでしょうか。
他の歌詞中に存在する生き物たち
この歌詞は3番まであります。登場生物をリストアップすると以下の通りです。
- ミミズ
- オケラ
- アメンボ
- トンボ
- カエル
- ミツバチ
- スズメ
- イナゴ
- カゲロウ
- ぼく
やはりオケラのマイナーさが群を抜いています。その次に認知度が低いのはカゲロウでしょうか。
この歌は、様々な生き物たちが我々の友達であることを歌っています。
あらゆる生き物を平等に扱うため、オケラを登場させざるを得なかったのかとも考えました。
しかしこの生き物たちの種類を見ると、偏りに気づきます。
種類 | 登場数 |
---|---|
環形動物 | 1 |
昆虫 | 6 |
両生類 | 1 |
鳥類 | 1 |
哺乳類 | 1 |
驚くべきことに、昆虫の割合が6割です。
これは昆虫を優遇しすぎている気がします。
哺乳類なんて、もし「ぼく」を含めなかったら1種類も登場していません。
登場する生き物たちについて、恣意的な抽出がなされている可能性が浮かび上がってきました。
地球上の動物で、昆虫の占める割合
ここまで考えたところで1つ思い当たったことがあります。
地球上の動物の中で、昆虫は最も種類が多いと聞いたことがあります。
その数について、正確な答えがネットの海から見つけられませんでしたが、概ね5割~8割が昆虫ではないかと言われています。(サイトによって答えがまちまちでした)
これは、「手のひらを太陽に」に登場する昆虫の割合と合致します。
魚類など登場しないやつらも多くいるのが気になりますが、この歌詞の短さでは酷というもの。
地球上の生き物たちの縮図として、綺麗にまとめたと言えます。
昆虫をひいきしているのでは、と疑って申し訳ありませんでした。
本日のまとめ
「手のひらを太陽に」に昆虫の登場回数が多いのは、地球上の動物の割合から抽出したためと考えられる
オケラは優遇されている理由は謎
おわりに
この記事はお役に立ちましたでしょうか……?