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踏切に男性閉じ込められる 耳不自由で警報気づかず 柏原のJR関西線

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踏切に男性閉じ込められる 耳不自由で警報気づかず 柏原のJR関西線

 17日午後3時10分ごろ、大阪府柏原市上市のJR関西線志紀-柏原間の踏切で、自転車で横断中の同市の無職の男性(74)が下りてきた遮断機に閉じ込められた。男性が自転車を押して逃げようとしたところ、天王寺発奈良行き快速電車が、自転車の後輪部分と接触した。男性の体とはぶつかっておらず、男性や乗客約200人にけがはなかったという。

 大阪府警柏原署によると、男性は耳が不自由といい、警報機の音が聞こえず、電車が近づく直前まで気付かなかったとみられる。

 JR西日本によると、現場の踏切は、線路が4本あり、長さ21メートル。この事故で上下線計21本が運休、14本が最大1時間遅れ、約9千人に影響した。

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