国政介入:マヒ状態の韓国政府、国政機能が全面ストップ

国政介入:マヒ状態の韓国政府、国政機能が全面ストップ

 国政機能が事実上、全面ストップしている。朴槿恵(パク・クネ)政権の「陰の実力者」と言われ、先月31日夜に緊急逮捕された崔順実(チェ・スンシル)容疑者(60)をめぐる疑惑「崔順実ゲート」が本格化してから1週間以上も続いている。大統領府は「真空状態」だ。内閣は新たな政策を立てるどころか、既存政策の実行機能すら不全状態に陥った。国のリーダーシップを正常に戻すべき与野党は政争の論理ばかりで動いている。各部処(省庁)の公務員らは1日、本紙の取材に「政権存立が問題なのではない。このままでは国の運営が心配だ」と言った。

 柳一鎬(ユ・イルホ)経済副首相兼企画財政部(省に相当)長官は1日、国会で来年度予算案の編成と現在の経済状況について、「朴大統領に対面報告をしてから1カ月ほど過ぎた。副首相として数回、対面報告し、先日も対面報告の日程が決まっていたが、この事態(崔順実ゲート)で延期された」と言った。国政の中心軸である経済の「コントロール機能」が事実上、マヒ状態にあるということだ。国会に同日出席した長官らは、部処の今後の政策方向を提示できず、「申し訳ない」という言葉を繰り返した。李俊植(イ・ジュンシク)社会副首相兼教育部長官は「国民の皆さんをひどく失望させ、ご心配をおかけしていることについて、副首相の1人として責任を痛感し、恐縮していると申し上げたい」と、趙允旋(チョ・ユンソン)文化体育観光部長官は「最近、当部の事業に関する疑惑が取りざたされ、長官としてこれを是正し、新たなスタートを切らなければならないという責任を感じている」と述べた。与野党の議員たちの質疑も400兆ウォン(約36兆2600万円)に達する来年度予算ではなく、「崔順実ゲート」に集中した。

崔承賢(チェ・スンヒョン)記者
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