鹿児島県の屋久島で見つかった「菌従属栄養植物」の一種であるラン科の新種「タブガワムヨウラン」(神戸大提供) 鹿児島県の屋久島で、光合成をせず、根に共生するキノコやカビなどの菌から栄養をもらう「菌従属栄養植物」の一種であるラン科の新種が見つかり、島内の地名にちなみ「タブガワムヨウラン」と名付けられた。神戸大大学院理学研究科の末次健司特命講師らが3日付の植物分類学の国際誌に発表した。
屋久島では末次氏らが調査を続け、近年、菌従属栄養植物の複数の新種が見つかり、今年2月にも新種ヤクシマソウの発表があった。末次氏は「屋久島に豊かな生態系が残っている証し。森林伐採で環境が壊されないよう保護の必要がある」と訴えている。