産経WEST

踏切に入った4歳男児、列車にはねられ重傷 神戸市

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


踏切に入った4歳男児、列車にはねられ重傷 神戸市

 13日午後2時45分ごろ、神戸市長田区長田天神町の神戸電鉄有馬線丸山―長田間の踏切で、近くの男児(4)が三田発新開地行き普通電車(4両編成)にはねられ、頭の骨を折るなどの重傷を負った。命に別条はないという。事故当時、保護者は近くにおらず、兵庫県警長田署が男児が踏切内に入った経緯や事故原因を調べている。

 同署と神戸電鉄によると、線路上にいる男児を電車の運転士が約110メートル手前で発見。急ブレーキをかけたが間に合わなかった。停止した列車の2両目の下で、男児があおむけになって泣いているのが見つかり、運転手らに救出された。

 列車は男児を発見した時点で時速約50キロで走行していた。同社の広報担当者は「命が助かったのは奇跡的」と話している。

 この事故で有馬線の上下計14本が運休、最大37分の遅れが発生し、1800人に影響した。

「産経WEST」のランキング