ありがとう士別!テツヤマモトです。
10月は道北の士別市に滞在していました。11月になったので、少し慣れ始めたこの町ともおさらばです。
この記事では1カ月の滞在をいっきに振り返っていきます。
そもそもなんで士別に滞在したの?
僕は仕事を辞めてから、憧れだった「地域を巡って記事を書く!」って活動を進めてます。
簡単にいえば、誰かの家とか、使ってない空き家に住むというヒモ活動です(町をPRしますからお願いします!と懇願するやーつ)。
これまで、9月は北海道の札幌市と江別市、10月は同じく北海道の士別市ときてます。
士別に僕を招いてくれたのは、まちづくりに取り組んでいる塚田さん。
塚田さんは「空き家を活用したいんだけど、人住めるかわかんないから、とりあえず住んで!」ってことで僕を呼んでくれました。
変わったニーズがあるもんですね。
士別で書いた10記事の振り返り
そうして1カ月間、僕は士別に滞在してました。
振り返るといろんなことしたな~。
①初日は「サンライズホール」で地元民と交流!
僕が士別市の朝日町に来て、一番最初にやったことは地元の方と交流することです。
いかに地域に潜り込んでいくかが、腕の見せ所でもありますからね。
「サンライズホール」という施設には、士別と関わりの深い、屯田兵さんが今でもせっせと作業をしてます。彼らの心を開くのは一苦労でしたよ…。
- 士別編第1弾「士別市朝日町の空き家に1ヶ月住むことになりました。」
②洋館でようかんを食べました。
僕が滞在していた士別市朝日町には、「旧佐藤医院」という洋館があります。
こちらはコミュニティスペースになってて、お茶したり、雑貨が買えたりするんですね。
そんな素敵な場所に、僕はただようかんを食べるために遊びに行きました。
いやー、洋館で食べるようかんは格別でしたね(書いた記事はスベりましたけどね!)。
- 士別編第2弾「お腹ペコペコなので、"洋館"に行って"ようかん"を食べてきた。」
③ドキドキ!はじめてのおつかいをしました
カメラのキャップを無くしてしまったので、士別の商店街にお買い物に出かけました。
こちらのカメラ屋はおじいちゃんが1人で切り盛りしてることもあって、キャップ買うだけなのにさまざまな壁にぶちあたりました。
なんとかキャップを手に入れた僕は「なんだかんだで田舎の商店街っていいな」と思ったのでした。
- 士別編第3弾「田舎の商店街でのお買い物あるある」
④ハイキングをして町を一望!
僕は家でのパソコン作業時間が長い人なので、ついつい運動不足になりがち。
そんなときは朝日町にある「市民の森」というハイキングコースに出かけます。丘の上から見下ろす町と紅葉…とってもきれいだったなぁ。
この日は1人でパークゴルフしたりもしたので筋肉痛に苦しめられました。
- 士別編第4弾「田舎滞在を満喫してますよ的な日記」
⑤食堂でオーナー夫婦と団欒!
士別市朝日町にはお昼ご飯を食べられる食堂が2カ所しかありません。
そのうちの1つ、一福食堂には何度か足を運んでラーメンとかかつ丼を食べました。そして、たくさんおしゃべりしました。
お店の歴史や深い人生観を聞きました。ためになったね~って感じです。
- 士別編第5弾「ご飯を食べてたら話しかけられる田舎の食堂っていいよね。」
⑥ダムに沈んだ幻の町を訪ねた!
士別に岩尾内湖っていうダム湖(写真下)があるんですけど、建設にあたって、一つの集落が丸ごと湖に沈んだ歴史があるんですね。
貯水量の少ない秋は沈んだ町の跡地を訪れることができます。ファイナルファンタジーのフィールドみたいでした(写真上)。
とってもマニアックでノスタルジックな場所。北海道ファンマガジンさんで記事を書かせてもらいました。
- 北海道ファンマガジン「士別市朝日・岩尾内ダムの建設により沈んだ、幻の似峡集落を訪ねた 」
⑦朝日町民の一員になれたことを実感!
士別市朝日町の商店街でお買い物をすると「ハッピーお楽しみシール」という、お得なシールをもらえます。Tポイントみたいなもんです。
僕は部外者と思われているのか、このシールをなかなかもらうことができませんでした。
それでも粘り強い来店の結果、やっとのことでシールをゲットできたんですよね。
- 士別編第6弾「感動の実話!「ハッピーお楽しみシール」をもらった話」
⑧地域おこし協力隊員にインタビュー!
士別は羊がたくさんいる、ジンジンジンギスカンな町です(ゴリ押し感もある)。
そして、その羊たちをお世話するにあたり、最前線で頑張っているのが地域おこし協力隊員のみなさん。
「羊と雲の丘」という施設を訪ねまして、地域おこし協力隊員さんに、士別にやってきた経緯や活動についてインタビューしました!
- 士別編第7弾「夢は羊飼い!士別市の地域おこし協力隊員を訪ねました。」
⑨落ち葉でパンツを作りました。
士別滞在にあたって、パンツをあまり持参しなかったところ、案の定、洗濯を忘れて履けるパンツが無くなった日がありました。
それでも僕は機転をきかせて、落ち葉でパンツを作ったのです。頭良すぎです。
1パンツの製造にあたり3時間以上も時間がかかるので、これからは洗濯を忘れないように心掛けたいです。
- 士別編第8弾「パンツを洗い忘れたので、落ち葉でパンツを作りました。」
⑩居酒屋のマスター夫婦とデレデレなトーク
田舎の居酒屋ってとってもいいですよね。
お酒を飲みながら、鍋をつつきながら、のんびりテレビを見ながら、マスター夫婦とおしゃべりを楽しめるのがよい。
とっても仲良しな2人が語ってくれた仲良し夫婦の秘訣は、目からウロコでした。
- 士別編第8弾「居酒屋のマスターが語る、仲良し夫婦の秘訣がとても深かった。」
⑪日本唯一、現役で走るモノコックバス
士別には、日本で唯一、今もバリバリの現役で走り続けている「モノコックバス」があります。
モノコックバスってのは、骨格がない古いタイプのバスですね。80年代から姿を消し始め、今では簡単にはお目にかかれません。
モノコックバスの魅力に迫った記事は、近日公開予定!です。マニアな方々はお楽しみに。
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Wanderlustさんで近日公開予定
記事書くほどでもない士別小ネタ
記事書くほどじゃないけど、なかなか面白い体験もたくさんできました。
①床屋さんで髪を切った。
髪が伸びたので床屋さんで髪を切ってもらいました。
田舎かつ、そこそこのおじちゃんがやっているお店だったので「ものすごく変な髪型になって面白いのではないか」と安直に予想していたのですが、わりと良い感じになりました。
スースーするやつを顏中にぬられました。あなどっていてごめんなさい。
②庭仕事をしました
住んでた空き家のお庭の冬支度をお手伝いしました。「こんなふうにやるんだー」と庭仕事童貞を卒業できました。やったー。
僕が持っている松(写真下)は、育ちすぎないようにカットした木の先っちょです。かわいい。
③紅葉がきれいでした。
10月は紅葉の真っ盛りのシーズン!ということで士別の紅葉もとってもキレイでした。
特に感動したのは岩尾内湖周辺(写真上)と士別神社(写真下)ですね。
気候の影響なのか、黄色が多めで赤が少なめ。とっても気分が明るくなります。
④まさかの大雪
紅葉きれいだなーって思っていたら、気づいたら雪積もりました。
いっきに真っ白になっちゃいました。10月にここまで降るのは、道北といえども珍しいこと。今年はなかなか厳しい冬になりそうな予感…。
さよなら士別!ありがとう!
1カ月間、士別や朝日のみなさんには大変お世話になりました。
本当にありがとうございます。
僕は8月に仕事をすぱーんと辞めてしまってから、何をしようか定まっていなくて、悩ましい日々を過ごしておりました。
そんな中、余計なものが一切ない静かで落ち着いた環境は、自分にぴったり。出会いにも恵まれ充実した取材・執筆活動ができました。
少しくらいは士別や朝日に貢献できたかなぁ。いずれまた恩返ししないと。
その中でも、僕を招いて下さった塚田さんには、とっても大きな"借り"をつくってしまいましたね!!ひーはー!!
いずれ空き家が本格的に使われるようになったら、また遊びに行きます。
さて、11月は札幌を挟みつつ、台湾に行ったり、上砂川というこれまた北海道の小さな町に滞在する予定です。
11月も書きまくるぞー。
面白ハンター士別編はこちら!