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2011年3月10日 さとうゆみ

魂の走りと想い

競輪TV!スピードチャンネルの番組キャスターさとうゆみの記事

第64回日本選手権競輪は村上義弘選手の優勝で幕を閉じました。

2002年、2003年とタイトルを獲得し、
先行一本一とうたわれ、飛ぶ鳥を落とす勢いだったときに見舞われたアクシデント。
そこからのカムバックには想像を絶する苦悩があったと思います。

それでも常にファンを惹き付け『魂の走り』と称される走りには
ひたむきに、ただひたすらにがんばる姿に多くの人がそれぞれの想いをのせ
感動し、心からの声援を送り続けています。

七年半ぶりのタイトルダッシュを決めたあとの優勝共同記者会見では
はちきれんばかりの笑顔はありませんでした。
逆にそれがここまでの村上選手の苦悩を物語っているように感じました。

どんな時も応援し続けてくれたファンの方々への感謝の想い。
ウイニングランでの長いガッツポーズのあとで、
「なんだか実感がわかなくて」と遠慮がちに微笑んだその表情にこそ
これまでの苦労がにじみ出ていたように思われたのです。

決勝戦は市田選手に前を任せのレースでした。

若いときから時には別線でガチンコ勝負をし、
時には同じラインで盟友として戦ってきた仲間。

「レースを通してわかり合ってきた特別な存在」

と村上選手が表現していました。
それは苦しいときも共に戦ってきたからこそわかり合える強い絆があるのだと、
その言葉にしびれました。

決勝戦、いつもプロテクターを装着している市田選手がプロテクターをつけていなかったそうです。
それをみた村上選手が感じた想い。

言葉をかわさずとも、そこに秘められた「意志」。

実際のレースではアクシデントがありましたが、
それまでの市田選手の想いは十二分に伝わっていたからこその走りだったと
村上選手は話してくれました。

大活躍しながらも後半優勝がなかった昨年を
「ながかった」と振り返った村上選手。
ついに念願のもっとも欲しかったタイトルを獲得。

おめでとうございます!!

昨年のグランプリでは三人のお嬢さんたちからラブレターをもらったという村上選手、
今回はお嬢さんたちのプリクラをヘルメットに貼っていたそうです。
三人目の娘にはまだタイトルをプレゼントしていないから
プリクラをみながらタイトル奪取のへ気持ちを強く持ったとも。

余談ですが今や「あしたのジョー」がテーマソングになりつつあるお兄ちゃん、
レース前には「ロッキーにテーマ」を聞きながらウォーミングアップをして
士気を高めているのだそうです。
この当たりも期待を裏切らない選曲(笑)

レース終了後、プリクラを貼ったヘルメットを手に持った村上選手は
その日一番の笑顔をみせてくれました。

競輪は最高のドラマですね。

だからこそ競輪が大好きです。

いつまでもそんな想いを伝えていきたいと切に感じたシリーズでした。

村上選手のインタビューは今週末から放送のスピチャンウィークリーウォッチでご紹介いたします。
ぜひごらんくださいm(_ _)m

また12日からは阿部くんと久留米ナイターを中継させていただきます。
こちらもぜひぜひごらんください♪

投稿者: さとうゆみ |  ▲画面上へ

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