日常系漫画、というジャンルがメジャーというかメディア等で取り上げられる機会が増えて久しいですね。
考えてもみると「日常系」という定義はかなりあいまいかもしれません。
登場人物たちがごく普通に日常を送る描写があればもうそれは日常系と言っていいのかもしれませんし、
SF、ファンタジー要素が存在する世界でもなんというか
「その設定の上での日常」が描かれれば日常系と言えるのかもしれません。
というわけで個人的に
「日常系って言える…んじゃ…ない…?」
というラインはOKとみなしておすすめの日常系漫画をまとめてみました。
完結済みも連載中も含んでいます。
日常系漫画の常として(サザエさんやクレヨンしんちゃんのような巻数の多いものは例外)
結構巻数が短いことが多いのでサクッと読めるのもいいですね。
- よつばと!
- ふらいんぐうぃっち
- パステル家族
- サザエさん
- 男子高校生の日常
- セトウツミ
- みなみけ
- のんのんびより
- ちいさいお姉さん
- SKET DANCE
- げんしけん
- 高校の日常
- 甘々と稲妻
- 少年アシベ
- ちびまる子ちゃん
- ひだまりスケッチ
- おそ松くん
- 田中くんはいつもけだるげ
- クレヨンしんちゃん
- ゆるゆり
- 働かないふたり
- 日常
- あたしンち
- ばらかもん
- 月刊少女野崎くん
- NANA―ナナ―
- ぽっかぽか
- あずまんが大王1年生
- 浦安鉄筋家族
- コボちゃん
- 監獄学園
- 斉木楠雄のΨ難
- となりの関くん
- らき☆すた
- あとがき
よつばと!
まず読んでいて和みます。そして笑います。
主人公の『よつば』ちゃんが豪快でものおじしなくてフレンドリーで周りを巻き込んでほのぼのとさせてくれます。
そして、よつばの『とーちゃん』本業は翻訳家なのですが、これまたゆる〜い感じでよつばと一緒に日々を楽しく過ごされます。
ここに育児とか教育なんて言葉は皆無!ただただゆる〜く楽しく毎日を過ごして行く風景が描かれてます。
でも設定ではとーちゃんである父親とよつばは血が繋がってない上によつばは外国の血が流れているようなのですが、サラッとと説明があるだけで、何故とか、どうしてそうなったとか、そんな説明は全くありません。
もしかしたらそこに悲しい物語があるのかもしれない…のかな?と少し思わせたりさせられますが、物語は悲哀は全く排除され進んでいきます。
それは童話のように。
ふらいんぐうぃっち
女の子がかわいいです。
主人公は横浜から魔女修行のために青森へやってきた高校1年生の女の子。
かなり天然が入っていて、おそらく男性の「俺が守ってあげなくちゃ」意識をかき立てることでしょう。
また、元々は横浜育ちの都会っ子ですが、引っ越した先は青森の弘前市郊外の農村地域。
親戚の農家の家に居候しますが、そこで同い年の従兄弟と一緒に農作業をしたり、キノコ狩りをしたりします。
田舎の人間には当たり前の光景でも、都会育ちの主人公にはどれも新鮮に見えるようで、イチイチ色々なことに反応します。
その様子がとてもかわいいです。
また従兄弟と一緒にいる様子は、仲のいい新婚カップルのようであり、読んでいる人をにやにやさせます。
主人公以外に、姉や魔女仲間、友達にもかわいい子はおり、読んでいて飽きません。
パステル家族
シュールな笑いあり、なごみあり、感動あり!ギャグで進んでいると思いきや、最後は感動して思わずホロリと来るどんでん返しもあり。
展開のレパートリーの多さに感心します。
無料のWeb漫画なので、日常系が苦手な人でも取っ掛かり易いと思います。
友人から勧められて試しに読んでみました。
最初は10話くらい続けて読んでみると、それぞれのキャラが把握できるんじゃないでしょうか。
主人公のド天然ぶりも好きですが、個人的にはしおりがお気に入りです。美味しいごはんを食べている時の幸せオーラは、どんなプロモーションよりも営業力があるという。その他のキャラも個性的で面白いです。
サザエさん
時代背景はちょっと古いのですが、サザエさん一家の日常的な題材を漫画にしている所が好きですね。
サザエさんの家は平屋で自動車もありません。まだ黒電話の時代です。
その代わり庭はまあ広い方です。庭でバーベキューができます。お父さんは課長さんということですが、それにしては質素な生活です。
あまり外食にも行ったりしませんね。まさに庶民の生活を漫画に仕立てのでしょう。
またカツオの学校の出来があまりよくないのもいいですね。優等生よりも面白いです。まだ空き地があってそこでサッカーなんかをやったり、野球をやっていたのが懐かしいです。今では空き地がありませんね。
子供たちがのびのびと飛び跳ねることも困難です。いい時代だった頃の漫画だと思います。
またサザエさんがちょっとおっちょこちょいな所がいいです。彼女のしぐさで漫画になります。よき時代の漫画だと思います。
男子高校生の日常
日常系特有ののんびりとした緩さと激しすぎないツッコミでありながらもテンポよくストーリーが進んでいくので間延びもしません。タダクニ、ヨシタケ、ヒデノリの3人を中心にストーリーは進むのですが本当に現実にもいそうな男の子達で「あぁ、男の子のノリってこんな感じだよね」とそこでまた笑ってしまいます。
そんなところもまた面白さが際立っている一つなのだろうと感じます。
あとは巻末に描き下ろしで載っている「女子高生は異常」という話も凄く面白いですよ。
女子高生が普段送っている日常の中に潜む異常性、というかほとんど異常なのですがそれはそれで笑えます。男子高校生の日常、女子高生は異常。2つ合わせてゆるくて笑える「男子高校生の日常」。まだ読んでない方にはぜひおすすめな作品です。
セトウツミ
シュールさ。じわじわくるあの面白さがたまりません。
2人の高校生が、放課後にいつもの川原で会話するだけの漫画です。
その設定が既にシュール。2人とも関西人です
。ヤンキーっぽい高校生:瀬戸と、すごく賢い優等生:内海の2人が主人公です。
セリフを覚えて、日常会話に使ってよく遊んでいます。大勢人が集まっている中でセリフを使うと、誰かが知ってて『それセトウツミやん!!』ってなった時の盛り上がりがハンパないです。
ちなみに、2016年の7月に映画化されました。予告編として、動画もたくさん出ています。
好き嫌いは偏るかもしれませんが、シュールな作品がお好きな方にはとてもオススメです。是非、セリフを覚えて日常会話に使ってください。
みなみけ
三姉妹の日常の話ですが、それぞれに個性があり、可愛くてほのぼのする。
次女の夏奈と三女の千秋が好きなんですが、物静かな感じだけども毒を吐く千秋と、男勝りでお馬鹿な、夏奈のやり取りがめちゃくちゃ面白いです。
ギャグ満載で、普段は可愛い感じの絵なんですが、たまにシリアスタッチになるのがいい味出してます。
まるで、お笑い芸人のやり取りを見ている感じになります。
かなのことが好きな藤岡くんがかなに気持ちをストレートに伝えても全然伝わらなくて、可哀想なんだけどそのうまくいかない所もいいですね。
三姉妹それぞれ恋愛になりそうなお相手もいるんだけど、全くうまく行かなくてそのもどかしさもこの漫画らしくていいと思ってます。
お姉さんの春香がまるでお母さんみたいな役割で、3人揃っている時のやり取りは心が温まります。
兄弟(姉妹)っていいなぁって思えます。ギャグもあり、恋愛要素もあり(うまくいかないですが笑)、ずっと見てても飽きないです。
大好きなんで、アニメも全部見ましたが、アニメ化されてるのもポイントになるかと思います。
アニメを見ると漫画ももっと面白く見れますね。癒し系の長女春香、とってもおばかな夏奈、ちっこくて可愛いのに毒を吐く千秋と他にありそうで無い三姉妹のキャラが凄く大好きです。
のんのんびより
田舎でのまったりしたくらし。
時々都会にも憧れたりするけれど、穏やかで優しい時間を感じられるのが良い。
仲の良い友達達とすごす日常は、廃校になってしまいそうな人数しかいない学校や、畦道や畑の横などを歩いたりする小さな冒険が多い。
田舎で暮らしている人なら、「ああ、こういうことがあったな」、「こういうこと、もっとしたかったな」と思うかもしれない。
なんとなく過ぎていく毎日だけど、新たな発見や懐かしさがある。
ストーリーももちろん良いのだが、作画もそれに負けていない。水や建物、風景の描写にも作者は力を入れて描いているのだろうということがよく分かる。「ああ、田舎ってこういうものなんだなー」とゆるく感じながら読める良作品。
ちいさいお姉さん
ゲーム好きのオトナ、奥さまにはツボ満載です!主人公はゲームとお酒が大好きなお姉ちゃんで、普段はしっかり者の弟と暮らしているのですが、生活の事あるところにゲームネタが絡みます。
そのうちお付き合いするようになった男性もゲーマー(しかも美少女系ゲームコレクター)。
お互い少しずつ意識し始めるけれど、モノローグもゲーム内の状況に絡めての想像だったり。
思わず「そこまでではない!」とツッコみたくはなりつつも、ゲーム好きならきっと一度は経験したことがあるかもな内容で、ぷっと吹き出したり自分の黒歴史を暴かれた気分になったりします。
いったん連載終了しますが、結婚後の話を描いた「奥様」の方は、ぜひゲーム好きの子育て主婦の方に読んで頂きたい!感情移入したり、自分の状況を思わず省みてしまうかも。
元々ゲーム雑誌の付録についている4コママンガなので、テンポ良く読み進められるのもいいところ。絵柄もかわいくて読みやすいですよ。
SKET DANCE
スケットダンスは高校生活をおくる主人公のボッスンがスケット団という部活をつくり、部員のヒメコとスイッチとともに学内の人だけでなく様々な人のお手伝いをするという銀魂の学園コメディバージョンです。
このマンガのポイントはとにかく笑える!日常に溢れるほんとにささいなことから、科学教師のチュウさんによるぶっとんだ発明品による笑いまで全部がツボにはいってしまい、電車で読んでるとつい笑ってしまって恥ずかしくなるときがあります。
また、スケット団のメンバーや他の登場人物にもしっかりとスポットが当てられており、それぞれのエピソードではキャラクターの個性が笑いや感動とともに描かれています。
感動と書いたとおり、このマンガでは笑いだけではなく、ついウルッとしてしまうような熱い感動ストーリーが随所に描かれていてこれもこのマンガの魅力の一つです。
そしてこの話を引き立たせてるのはやっぱり熱いところやコミカルなところなどの一人一人のキャラクターの個性をしっかり表現していることだと思います。このマンガは私が唯一単行本買ってしまうまで引き込まれた日常生活マンガです。
げんしけん
オススメポイントは、オタクの日常生活や行動をリアルに描かれており、「こんな店あるんだ...」「このイベント楽しそうだな!」と思うようなマニア向けな情報が満載な所。
一般人では知りえない知識や用語を知れるので新鮮味があり、オタクって面白そうだな...と思わせてくれる漫画。
中でも好きなポイントは、ヒロインの咲ちゃんが一般人からだんだんオタクになっていく展開です!
オタク遊びが楽しい自分と、それを認めくない自分との葛藤が描かれており、見ているだけでワクワクします。
咲ちゃんの日常生活は、買い物や合コン等の若者らしい生活ですが、どんどんオタクの世界に惹かれて生活がガラッと変わって行くので必見です!
日常漫画が好き方にはぜひ読んで欲しい1冊!
高校の日常
高校生の日常日常では実際にしてきたことなどが、描かれている部分が自分では好きです。
何気ない登校や下校の場面では、一度はこういう事は考えたことがあるというものが出てきます。
例えば、知り合いだと思って声をかけたら実は全く知らない人だったなどの恥ずかしい場面などが描かれていたりします。
不良だと思っていた人たちが、生徒会の人ですごく優しいなど、例を挙げれば、切りがありません。
何気ない高校生の一面をマンガににしているので、友達との話しでも話題になります。
自分たちもしていたことがある分親しみやすいマンガでもあります。
この作品を読んだ人は少なからず「こんな人いた!」と感じることがあると思います。
この作品を読むことで高校時代または中学時代のつまらない、どうしようもない、でも面白かったことを思い出せます。
甘々と稲妻
奥さんに先立たれてしまって、幼稚園児の娘と日々いっぱいいっぱいで暮らす高校教師は、ご飯を作る余裕もスキルもなく…お弁当屋やコンビニのご飯で済ませていたのですが、学校の生徒でもある女子高生と偶然出先で出会い、諸々あって一緒にご飯を作ることになって、というお話です。
かわいい娘ちゃんの成長にほのぼのし、不器用な先生と、同じく不器用で幼い頃に手を切ってしまった経験から包丁が使えない女子高生が、おっかなびっくり料理をする様子にハラハラもしつつ。そして、おいしそうなご飯。
土鍋で炊いたご飯や目玉焼きが乗った煮込みハンバーグ、皮から作った餃子などは、文字通り食テロです。お腹も空いちゃいますが、優しい気持ちになれる、ほのぼの日常ご飯漫画です。
少年アシベ
ゴマアザラシ、ゴマちゃんを飼っている少年、アシベが主人公の日常系4コマ。
ゴマちゃんが主人公ではありません。ゴマアザラシを飼っているというだけでも飛んだ設定だと思いますが、周りのキャラクターも濃い設定になっています。
全然しゃべらない親友スガオ君、極度に方向音痴なスガオ君のパパ、いじめっこのサカタ兄弟は兄がゴマちゃんがかわいくてしょうがない。
そうしたかわいいキャラクター達が織りなす、シュールな落ちの4コマ漫画。
オチのコマで突っ込みのセリフがなく、キャラクターの唖然とした表情だけで表現しているのがこの漫画の奥ゆかしいところだと思います。
だいたい、男性や父親、兄キャラクターが変わっていますが、たまに女性キャラクターもぶっ飛んだキャラクターがでてきてかわいいです。
ちびまる子ちゃん
ちびまる子ちゃんの魅力は、「そういうこと、あるある!」という共感できるエピソードが沢山出てくるところです。
描かれているのは、どこにでもいそうな小学生の女の子「まる子」の日常。小さな頃に誰もが経験したようなエピソードが沢山描かれています。
読んでいると、童心に帰ったような、ノスタルジーな感覚を味わうことが出来ます。
一番好きなのは、母の日のプレゼントの話です。まる子がお母さんに内緒でこっそり買い物に行き、お母さんのために一生懸命選んだハンカチ。
可愛いメッセージカードも描いて、母の日がくるのを待ちわびていたまる子。
いよいよそのハンカチをお母さんにプレゼントした瞬間、お姉ちゃんが発した言葉。「お母さん、そのハンカチ持ってるよね?」と。まる子は深く傷ついてしまいます。これに対するお母さんの対応が、とても素敵なんです。お母さんは、自分がこれまで使っていたハンカチをまる子にプレゼントするのです。
「お母さんには、まる子がくれたハンカチがあるから」と微笑むお母さんと、涙して安堵するまる子。何気ない日常を描きつつ、家族の温かさも描いている、とても良い漫画だと思います。
ひだまりスケッチ
女子高生の日常って、こんなに穏やかで鮮やかで心地いいものだったのか...と思わせてくれる作品。
主人公の「ゆの」は、やまぶき高校美術科に通う高校生。下宿先のアパート「ひだまり荘」での、仲間たちと過ごす日常をほのぼのと切り取った四コマ漫画。
ふんわりした絵柄と優しい色使いもこの漫画の人気のポイントだが、主人公をはじめとする登場人物達が抱える高校生特有の人間関係の悩みや、将来に対する焦燥感がその日常の中にじんわりとにじみ出ているところが魅力的だと思う。悩みながら、焦りながらも、一緒に笑える仲間がいて、美味しいものを囲んで笑いあえる場所がある。
読んでいると、まるで自分もこの「ひだまり荘」の一員になったようだ。昔、一緒に青春時代を過ごした友達に、「久しぶり!」と連絡をとってみようかな。
そんな懐かしい気持ちを呼び起こしてくれる漫画である。
おそ松くん
最近では「おそ松さん」がブームになったりしていましたが、その原型の作品「おそ松くん」も物凄く面白いです。
この漫画の好きな所は「ギャグのセンスがズバ抜けてる」という点です。ベタとシュールを上手く使い分けていて全然飽きないようなストーリーは流石です。
そしてキャラクターも1人1人個性があって面白い。悪戯大好きのイヤミに相方のチビ太。
天然坊主のハタ坊にパンツ一丁のおじさんデカパン。自分大好きのトト子ちゃんなどなど。しかもこの漫画に出てくるキャラクターにツッコミがいないというのも凄い点です。
ボケだらけなので1人がボケ出したら次の人もボケてその次の人もボケるというような感じです。新喜劇のように毎回1人1人が役の設定が変わるのも飽きさせないテクニックですね。
田中くんはいつもけだるげ
主人公の田中くんがタイトル通り本当に気だるげ。それで成り立っているのだからすごい。友人の太田くん、彼の存在がポイントです。
ちょっぴり怖そうな外見からは想像できない、田中くんへの面倒見の良すぎるところや、強面の部類に入るであろうお顔をしているのに甘党なところ。
そしてやはり主人公の田中くん。彼には、親近感と羨望が芽生えます。許されるのなら、田中くんのようにどこまでも気だるくありたい。
何もしないで過ごしたい!そんな風に思う人も多いのではないでしょうか?
気だるく過ぎていく田中くんのゆるやかな日常ですが、甘酸っぱくキュンとする要素もあり、女の子キャラがみなさん可愛らしいのもおすすめです。
クレヨンしんちゃん
みさえや吉永先生のちょっとスケベなネタもあり、子供が中心で巻き起こされる日常がリアルで読んでいて楽しいです。
マンガの初期の頃は、時代背景も少し古く懐かしい気持ちで心が和みます。
事情通のご近所さんや訪問販売のセールスマン、しんちゃんのお友達のお母さんたちとみさえのやり取りは、大人の面倒くさい社会としてリアルに描かれているのに、しんちゃんだけは、突拍子もない言動でキャラクターが際立っている所が、とてもシュールで思わず吹き出してしまうほど面白いなと思うシーンがたくさんあります。
アニメはもちろん子供向けですが、マンガではしっかり大人目線で読むことができるので、日常系漫画の中でも退屈せずに楽しく読める作品です。
ゆるゆり
コミック百合姫に連載されてるアニメ3期まで放送された。
主人公なのに影が薄くアッカリーンで消えたりお団子バズーカなどがある赤座あかり。
この子だけ誰かが好きとかいうのがよくよく考えたらない。
あかりが主人公なら本当はこの人が主人公じゃないのと思われてるのが歳納京子。明るく天真爛漫で無茶をやらせたら1番。
京子は後輩であかりのクラスメイトでもある同じ部活の吉川ちなつが大好きだがスキンシップの取り方がまずく、逆に助けてくれた船見結衣をホワイトナイトと思い込む。
歳納京子のことが好きなのは生徒会の杉浦綾乃。京子といる時はツンデレになる。そしてそのツンデレにメガネを外して妄想にふけ鼻血を垂らすのが池田千鶴。
さらに生徒会の1年が古谷向日葵と大室櫻子の幼馴染で腐れ縁コンビ。この2人はいつも喧嘩仲良しをしてる。ゆるゆりは百合モードを日常的に描く漫画である。
働かないふたり
ニートの兄と、同じくニートの妹の生活を描いたほのぼの系日常マンガです。
ニート生活を満喫している様子が描かれていますが、これがいい具合に緩さを醸し出していて面白いです。
特別イベントが毎日起こっているわけではなく、本当にどこにでもある普段の生活の一コマにスポットを当てているので、とてもくだらないネタで満載です。
兄の方はニートでありながら何気に頭がキレるタイプだったり以外とコミュ力がありますが、反対に妹の方はかなり鈍臭く、人付き合いもこれぞニートといった感じで大の苦手です。
そんな2人なので家族以外の人との絡みでもそれぞれの性格の特色が出ていて共感出来る部分もあったりしてついつい読んでしまうという感じです。
頭を使わず読めるので疲れてる時にもオススメです。
日常
「日常」というタイトルでありながら、"非"日常な日常の風景が描かれています。
女子高生のなかよし3人組のわけのわからないやりとりがテンポ良く描かれている風景。
天才博士(8歳)が作ったロボット人間としゃべる黒猫の団欒の風景。他にもぶっとんだ設定のキャラクターがたくさんでてきます。
現実世界から考えたら非日常なことかもしれませんが、彼らにとってはそれが日常。それぞれ別の切り口で話ごとにフィーチャーされています。
しかし、それらは全て同じ「日常」の世界のできごとです。笑える要素がいたるところに散らばっていて、何も考えずに読めます。むしろ考えながら真剣に読んではいけません。疲れて癒されたいときに読みたい漫画です。
あたしンち
普通の4人家族の日常生活を描いた漫画です。まずはお母さんの顔とキャラが見てて面白すぎます。
内容はそんな事あるあると思わず共感するエピソードも多く、読んでいてほのぼのと癒されます。
また、家族は高校生の娘さん、中学生の息子さん、お父さん、お母さんの4人構成で、家族でのやり取りを見ていて爆笑してしまうこともしばしばあります。
涙が流れるようなジーンとくるエピソードもあります。あたしンちをみていると家族ってこんなにいいものだったなと気付かされます。
当たり前の日常生活が幸せだと感じます。それから、食事のシーンも大好きです。家族みんなでそろってご飯を食べる、そういう家族団らんのシーンは心が温まります。
当たり前の日常生活って実はこんなに素敵な毎日だと感じます。
ばらかもん
田舎暮らしでの日常。
都会育ちの書道家半田先生が島暮らしの中で初めて体験する出来事が、田舎住みの自分としては当たり前というか違和感を感じないのに、都会の人から見ると珍しいんだなと思うと面白い。
また気難しい(面倒くさい笑)性格だった半田先生が村の子どもたちと接することで段々と柔らかく面白い人間になっていく姿が見える。
モデルである五島列島は実際に行ってみると「まさに!」と感じる場所が多くあり、キャラクターたちが本当に生活しているのではないかと思える。
ちなみに、アニメ化した際、ばらかもんラジオで話題となった五島観光協会のマカロニさん(一般人)に会いにいくファンが多かったらしく、そこで食べる五島うどんと、かんころもちがとても美味しい。
月刊少女野崎くん
久しぶりに何も考えずに腹を抱えて笑えるマンガ。
主人公な野崎梅太郎はガタイが良く、どちらかたいうと無表情な男子高校生だが、実はバリバリの恋愛ものを描くプロの少女漫画家。
そうとは知らず密かに暖めていた恋心を決死の思いで告白した佐倉千代だが、『好き』とは言えずに『ファンです』と言ってしまったことからなせかアシスタントをすることに。
天使の歌声を持つ乱暴者のKY女子やイケメン遊び人風な超乙女オタク男子、演劇部のヒーローで女子からモテまくる学園の王子様女子などキャラがとにかくタッてる。
一応学園ラブコメがベースだし、登場人物ごとにそれぞれの『LOVE』らしきものはあるようだが、真剣に恋愛にに取り組んでいるのは野崎くんの描くマンガの中だけのようだ。
NANA―ナナ―
主人公をはじめとする登場人物がみんなそれぞれの夢や希望を持っています。
恋愛のために上京してきた女の子と音楽でビックになるために上京してきた女の子がたまたま同じ名前で、2人で住むことで家賃は半分になるということで同じアパートに住むことになります。
性格も趣味も違う2人。お互いの生活スタイルも異なっていたので読んでいて面白かったです。
恋愛や友情、仕事で悩みながら成長していく姿を見ると励まされたりもしました。
その2人の友情もまた素晴らしかったです。
お互いがお互いのことを常に考えていましたし、応援していました。
1人が持ってないものをもう1人が持っている、そんな関係ってなかなかないなとも思いました。
ぽっかぽか
田所家の「ちち」「はは」「あすか」を中心にしたファミリー系の漫画です。
割と普通のOLだった女性が普通の会社員と結婚し子供をもうけて、新興住宅地に家を買い、そこから様々なドラマがあるという漫画なのですが、こういうことって本当にあるのだろうなーというストーリーばかりです。
でも「はは」も「ちち」も平凡でありつつ真剣に生きていて、結婚生活を本当にうまくまわしています。
お互いいつも思いやっていて、子供ができても、ちゃんと「好き」と言えて、お互いを尊敬しあっている夫婦は素晴らしいです。
あずまんが大王1年生
主要登場人物は6人の女子高生と2人の女性教師で、他愛のない日常が描かれた四コマ漫画。
ギャグ漫画ではないので、読んで爆笑する事はあまり無いが、クスッと来るような話が詰まっている。
唯一非日常的なのは「ちよちゃん」。ちよちゃんは小学生ながら飛び級で高校生になる。豪邸に住み、朝は自分で自分の弁当を作り、両親を起こす。
高校でも成績優秀で、卒業後は日本の大学には進まずアメリカの大学に留学するという、なかなかの完璧超人・非日常っぷり。
他のキャラの「そこら辺にいそう」な日常感を際立たせている。
私は、このちよちゃん以外の日常感が好きである。割り箸がきれいに割れない、忘れ物が多い、飛行機に乗った事を自慢する、ブルース・リーをブルー・スリーと勘違い、滑り止めで受験した大学に2つ受けて2つとも落ちる、箸の持ち方が変、彼氏と別れる…。
これだけ見ると残念な子の集団みたいだが、完璧じゃないのが人間だし、その人間が送るのが「あーわかるわかる」を繰り返す日常である。
それもこの作品の場合は、「常軌を逸しない天然を可愛くボケている」平和さが魅力だと思う。
ちよちゃんにしても、完璧過ぎて機械的な描写になる中で、お金持ちである事や子供な事をイジられてムッとしてみたり、野球好きの巨人ファンで、中日ファンの友達と「今年は優勝するもん!」と言い合って泣きそうになってみたり、ちよちゃんだって日常を送る子供に変わりはない。
ただ、社会人にもなって朝お母さんに起こしてもらっていたり、酒に酔った勢いでオトナな世界を教え子に話したり(そして記憶をなくす)…と大人としてどうなんだと突っ込みたくなる話もあるが、やはりそれも日常。
「いやーダメでしょー、わかるけど」という程度にハメを外し、盛大に突っ込まれる様は痛快で面白い。
アニメ化もされていますが、原作の方がよりユルいテンポで進むので、アニメだけでなく原作漫画も読んで欲しい。
浦安鉄筋家族
ギャグ日常漫画の王道ですね。ほとんどシモネタばかりですが長い間チャンピオンで連載出来てるという事はそれほど多くの支持があるのでしょう。
私は小学生の頃に初めて読んだのですが一瞬でハマったので友人に勧めたところ勧めたほとんどの人が絶賛していました。
この漫画のストーリーは小学生の小鉄が主人公で小鉄の周りにいる家族・友達・教師・町人の日常生活を描いたものです。
ぶっちゃけますと、この漫画に出てくるキャラクターは全員変人です。実際にこんな世界があったら笑いは絶えないですが治安は最悪でしょうね。
何せ父親の歯がいきなり折れたり町の国会議員が20メートル近くの巨大な大便を町にするなど当たり前の世界観ですから。「とにかく笑える漫画が読みたい」という人にはオススメです。
コボちゃん
あの大人気ご長寿アニメサザエさんと似た雰囲気を持つ日常系漫画の伝道です。
借り上げ頭がかわいらしいコボちゃんとその一家田畑家の起こす珍道中が人気の漫画です基本的に旅行中の活躍やコボちゃんの可愛さが面白い作品です。
ことわざをわかりやすく説明している回もあって非常に面白い作品です。
回によっては田畑家で飼われている動物たちの会話が聞ける回もあり、日常系漫画としてはバラエティに富んでいます。
なかでも動物たちが話をしている回が私のおすすめです。
特にコミックス一巻目の普段は聞くことのできない動物たちの会話がとても着眼点が面白いので一読の価値のある話です。
作者の植田まさし先生の絵もほのぼのとしていて個人的にも好きな作品です。
監獄学園
ストーリー性とエロギャグが面白いです。
もともと東京都立全寮制の女子高だったのですが、教育方針が変わって翌年から男女共学の高校に変更されました。
その年に入学した主人公のキヨシを含め男子はたったの五人です。女子1000人に対し男子はたったの五人で生活を送る学園物語です。
エロといってもおおっぴろげで下品なエロではなくユーモアがあるギャグセンスがピカ一な漫画だと思います。
男子高校生活を送った高校生なら誰しもが共感できるようなエピソードが盛りだくさんとなっております。
エロに対しての好き嫌いの個人差はあると思うので、この漫画に対しても好き嫌いが分かれると思います。
しかし、男子高校生活を送ったことがある人はぜひ一度読んでいただきたい漫画です。
斉木楠雄のΨ難
超能力(サイキック)を持っている少年の日常が面白くもあり、いかに困難かを淡々と描いています。
小さい頃から持っている能力を隠して斉木楠雄くんは毎日を過ごしています。
父や母は超能力に気ずいており、上手い事言って自分の失敗をごまかしたりしています。クラスメートには、ばれない様に毎日気を使っています。
テレパシーや透視で相手の考えや居場所がわかってしまうので、誰にも会わずに帰れません。色んなものが見えると言うクラスメートもいますが、ほとんどは違います。
でも中には本物もいます。そのクラスメートには、ばれてしまい師匠と呼ばれたり、クラス一のアイドルには迫らてもその下心やブラックさに逃げ回ったり。
目立ちたくない楠雄くんですが、なぜか人気物になっていきます。
となりの関くん
とにかく関くんの机の上がすごい。
横井さんの隣の席の”関くん”は、とにかく授業中いろいろなことをする。
学生時代、教科書を盾に、色々な遊びを楽しんだ人達はいるだろうが、この関くんはひと味違う。
ある時は机の上でドミノ倒しを完成させ、ある時は将棋をさす。さらに自分でアレンジを加えたり、独自のストーリーを作りだしたりと、とにかく授業中の遊びの域を超えている。
そんな姿に横井さんは先生にばれないかハラハラドキドキ、見守ったり、注意をしたり、怒ったり、そしてたまに参加もしたり…。一話完結のストーリーなので、どこから読んでも楽しむことができ、毎回毎回”関くん”の突拍子もない机の上で行われる一人遊びで笑う事ができる。
らき☆すた
萌え系漫画、聖地巡礼漫画の代表格になる作品だと思います。
4コマではありますが、短い中でも秀逸な名言が多く、日常的な女子高生が女の子らしい会話から、秀逸な会話でコントのようなやり取りをしているのを気楽に読んでるだけで、内容に賛同したり、可愛さのあまり笑いを誘います。
何よりその名言を残すのが多くは、見た目にはおっとり系かと思いきや、ばっさりと秀逸な発言で切っていったり、アクティブにオタク全開で行動したり、何かと目を話せない主人公のこなたが可愛くていい個性を放ってます。
また、主人公と言っていいほどの、柊姉妹のおっとりな妹の可愛さと、ツッコミツンデレな姉を、こなたと組み合わせると、より面白いコントになるのが大好きです。
また、学校という事でキャラクターは下級生からクラスメイトまで影の薄いキャラクターがないからこそ、飽きずにアニメ化や、聖地巡礼までブームになったのだと思います。
あとがき
いかがだったでしょうか。
個人的に日常系漫画の好きなところは
「生活感」だと思っています。
両親は共働きの海外出張中、
可愛い妹や幼馴染、
学校には委員長や憧れの先輩、
とかはもうけっこう飽食気味なので淡々とした感じのが増えてほしいですね。