今季限りで現役引退のカブス・ロス捕手へ同僚から贈り物

　今季限りの引退を表明しているカブスのデービッド・ロス捕手（３９）は１０月３０日、本拠地リグリーフィールドで最後の試合となったＷＳ第５戦を終え、「おとぎ話のような１年だったよ」。３１日の米スポーツ専門局ＥＳＰＮ（電子版）によれば、ロスは感慨深そうに語った。

　「今年は記念グッズより思い出がほしい」。そう語っていた通りのメジャー１５年目となった。「ロシーじいさん」の愛称でナインから親しまれ、専属投手のエース左腕レスターと主砲リゾは、ロスの最後の年を記録するためだけに、特設インスタグラムを立ち上げたほどだ。

　そのレスターからは、花道の舞台を祝し、ＷＳのロゴとナイン全員のサインが入ったギターをプレゼントされ、「シカゴの最後の試合であいつの球を受けられたのは、最高にすてきだった」と声を震わせた。