気象衛星「ひまわり9号」打ち上げ成功
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気象衛星「ひまわり9号」を載せたH2Aロケットの31号機が、2日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、予定どおりに衛星を切り離して打ち上げは成功しました。
気象衛星「ひまわり9号」を載せたH2Aロケットの31号機は、2日午後3時20分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。
H2Aロケットは、打ち上げのおよそ1分50秒後には2本の補助ロケットを切り離し、およそ6分40秒後には1段目を切り離しながら上昇を続けました。そして、打ち上げからおよそ28分後の午後3時48分ごろ、予定どおり、高度260キロ付近で、ひまわり9号を切り離し、地球を回る軌道に投入して、打ち上げは成功しました。
H2Aロケットの打ち上げ成功は、これで25機連続となり、成功率は96.8%に上がり、引き続き、世界のロケットの信頼性の目安とされる95%を超えています。
ひまわり9号は、このあと衛星に搭載されたエンジンでさらに上昇を続け、9日後の今月11日ごろ地球の上空、高度3万5800キロ付近を回る軌道に到達する見込みです。
ひまわり9号は、去年7月から運用が始まっている、ひまわり8号と同じ機能を持ち、当面は、8号が故障した場合に備えるバックアップとして運用されたあと、6年後の平成34年度から本格的に運用されることになっています。
H2Aロケットは、打ち上げのおよそ1分50秒後には2本の補助ロケットを切り離し、およそ6分40秒後には1段目を切り離しながら上昇を続けました。そして、打ち上げからおよそ28分後の午後3時48分ごろ、予定どおり、高度260キロ付近で、ひまわり9号を切り離し、地球を回る軌道に投入して、打ち上げは成功しました。
H2Aロケットの打ち上げ成功は、これで25機連続となり、成功率は96.8%に上がり、引き続き、世界のロケットの信頼性の目安とされる95%を超えています。
ひまわり9号は、このあと衛星に搭載されたエンジンでさらに上昇を続け、9日後の今月11日ごろ地球の上空、高度3万5800キロ付近を回る軌道に到達する見込みです。
ひまわり9号は、去年7月から運用が始まっている、ひまわり8号と同じ機能を持ち、当面は、8号が故障した場合に備えるバックアップとして運用されたあと、6年後の平成34年度から本格的に運用されることになっています。
皆さんの夢が無事に宇宙まで届いたよう
ロケットの機体にラッピングされた作品の原画を描いた人気漫画「宇宙兄弟」の作者、小山宙哉さんは、打ち上げを種子島宇宙センターの発射場からおよそ6キロ離れた鹿児島県南種子町の公園で見守りました。
カウントダウンのアナウンスに合わせて、小山さんもカウントダウンをして、打ち上げ時刻を迎えました。そして、ロケットがごう音を立てながら上昇し、雲の中に消えて行くのを顔をほころばせながら見つめていました。
小山さんは「皆さんの夢が無事に宇宙まで届いたようでうれしいです。子どもたちには、これからの人生の中で、『自分の夢は一回、宇宙に行った』ということをぜひ、たびたび思い出してもらって、それを勇気にしていってほしいです」と話していました。
カウントダウンのアナウンスに合わせて、小山さんもカウントダウンをして、打ち上げ時刻を迎えました。そして、ロケットがごう音を立てながら上昇し、雲の中に消えて行くのを顔をほころばせながら見つめていました。
小山さんは「皆さんの夢が無事に宇宙まで届いたようでうれしいです。子どもたちには、これからの人生の中で、『自分の夢は一回、宇宙に行った』ということをぜひ、たびたび思い出してもらって、それを勇気にしていってほしいです」と話していました。