読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

気分が晴れないときこそ「生産」してみよう

ライフハック

スポンサーリンク

★note大好評販売中!!

こんにちは、Shin(@Speedque01)です。会社入りたてて仕事が尋常じゃなくつらかったときは、「もうちょっとがんばれば慣れてくるのかな。そうすればつらい思いをすることもなくなるのかな・・・」と思っていました。

確かに、今は会社に入った当時のようなつらさを感じることは少なくなりました。それは、自分のできることが増えたという意味で、非常に喜ばしいことではあります。

しかし、年次が上がるにつれて、違ったタイプのつらさが押し寄せてきます。

年次が上がると、「自分で作業をする」というだけでは許されなくなります。ある程度大きなプロジェクトの責任者となり、クライアントの要望を聞き、それを整理して他のチームメンバに指示を出し、適切に動いてもらう必要があります。

上記のような、いわゆる管理業務は想像以上に大変です。うまくいっていればいいのですが、クライアントの要望と自分たちの能力に隔たりがあったりする場合、どうやっても抜け出せない袋小路に突入してしまいます。

ぼくも最近そういう経験をすることが多くなってきて、「仕事ってなかなかラクになんないな」と改めて落ち込んでいるところだったりします。

そんなことが立て続けに起こったりすると、やはり精神的に絶好調、というわけにはいかなくなります。声に張りがなくなったり、ムダに辛かったり脂っこかったりするものを食べたくなったり、「とりあえず逃げたいな」と思って頭が働かなくなったり、そういう状態になってしまいます。

ぼくは過去に「一歩手前」まで追い込まれた経験があるので、そういうときの対処法はいくつか取り揃えています。

参考記事:ダメ人間から脱出するための3つのポイントをマジで考えてみた - Outward Matrix

今回は、他の方が書いた「メンタルを回復する方法」で非常に素晴らしいものがあったので、紹介します。

美人ライター「さえりさん」の記事

押しも押されもしない美人ライター、さえりさん(@N908Sa)。彼女の記事のひとつにこんなものがありました。

withonline.jp

学生時代、気が沈んでいると友人に話したら「最近生産してる?」と聞かれ「なんでもいいからいつものプラスαで生産しな。本を読んで感想を書く、料理を作る、外食したらレビューを書く。なんでもいいから生産しな。生産は心にいいぞ」としみじみ言われた。落ち込むとよく、何か生産を、と言い聞かせる。

「そうか、生産すればいいのか」、「たしかにわたしも辛いとよく料理するなぁ」と、かなりの反響があり「あの友人の言葉は、こんなに多くの人にも響く言葉だったのだなぁ」と、とても驚きました。

「今までなんとなく思っていたことを見事に言語化してくれた!」とこの記事を読んだときに思いました。そう、疲れているとき、精神的に不調なときこそ「生産」をするのが良いのです。

気分が沈んでいるからといって消費ばかりしていると、病む

気分が沈んでいるとき、どうしても調子が出ないとき、身体を休めるのはもちろん大事です。栄養のあるものを食べ、ゆっくり寝ることは回復の一手段です。

しかし、そうやって身体を休めてもどうしても元気が出ないときがあります。そして、適当にそこらへんにある漫画を読んだり、意味のないネットニュースを見続けたり、アニメをダラダラ流し続けたりします。

このように、誰かが作ったものを消費し続けていたときのなんともいえない重苦しい感じは、みなさんもわかるのではないでしょうか。

どうも最近気持ちが晴れないという方、もしかしたら「生産」の時間が「消費」に追いついていないのかもしれません。

時間を潰すための映画や漫画を漁ったそのあと、ほんの5分でもいいから時間を作ってみるなど簡単なことで構いません。彼の言葉があのときのわたしが浮上したきっかけになったように、みなさまのきっかけにもなれば幸いです。 

仕事ばかり、しかもなかなか前に進まなくて気分が沈む。ブログを書いたり将来のための勉強もできていない。そういう状況に追い込まれたとき、ぼくの気分はどんどん沈んでいきます。そして、それを回復する手段として、「少しでもいいから生産してみる」というのは非常に有効だったりします。 

気分が晴れないときこそ「生産」してみよう

さえりさんのこの記事は、気分が沈みがちだったぼくの目を開いてくれました。「仕事がつらい」といってしゅんとしているだけでなく、少しでいいので生産してみる。ブログでもいいし、奥さんのために料理をしてみてもいい。そうするだけで、生きるのが少しラクになった気がしました。

気分が晴れないときこそ、少しだけでも「生産」してみてはいかがでしょうか。