今日は、池田鉢塚プロジェクト(池田市鉢塚一丁目)の現場確認に行ってきました。
古家の解体工事も完了し、南側水路橋架工事完了の確認です。
この写真は今日ではありません。
実は、今月4日に現地確認した時に撮影したもの。
ちょうど 生コンを型枠に流し込んでいるところでした。
きちんと現場打ちの基礎、そしてその上に橋脚を造っていくところ。
橋脚の基礎は、ダブル配筋でかぶり厚もバッチリのようです。
敷地側は、すでに流し込み完了しています。
今回の橋架工事、通路橋部分は鉄筋コンクリートではありません。
プレキャスト・スラブ(プレテンション方式PC単純床版)を採用します。
そして今日、撮影したもの。
「なんということでしょう!」
幅2mほどの水路でちょっとした通路橋を架ける工事です。
素人が見ると「えらい立派な橋では?」と思われるでしょう。
ましてや既設の橋を壊して、新設しましたのでその解体費用も結構かかっています。
今回のように水路を跨いで橋を架ける場合、水路管理者に占用許可を受けなければなりません。
占用許可を受けるには、橋の構造計算をして図面を作成するなどいろいろ大変な作業。
しかも、道路管理者の工事承認も得なければなりません。
意外と面倒な工事です。
ちなみに、プレキャスト工法とはプレキャストコンクリート(コンクリート部材)を使用する工法。
事前に成形された高品質・高強度のプレキャストコンクリートを工場生産しておきます。
その部材を建設現場に運び込んでつなぎ合わせる工法。
現場合わせの鉄筋コンクリート工法に比べ、工期が短くて済みます。
2011年の東日本大震災以降、東北地方での復興事業に活用されてからは、高い評価を得ています。
次は転落防止用の堰堤コンクリートと柵を設置する予定。
少しやり過ぎかもしれませんが、住宅に関しては何かがあってからでは遅いです。
なので安全策はこのくらい徹底しておくのが、万全でちょうど良いと考えています。
(延時=文)
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