ロッテ・涌井秀章投手【拡大】
涌井は今季が3年契約最終年で、今後、ロッテと来季へ向けた契約交渉に臨む。その席でポスティングシステムを利用してメジャーに挑戦する希望を伝える可能性がある。同システムを認めるかどうかは球団側の判断で、認められなければロッテに残留する。その場合でも、順調なら来季中に海外FA権を再取得する見込み。遅くとも32歳となる2018年には、メジャーのマウンドに立つことができる。
メジャー挑戦となれば、押切の存在は何よりの支えになる。今季も仕事の合間をぬって、関東近郊での登板試合をスタンドから応援。今後は、家庭に影響を与えない範囲で仕事を続けていく予定で、涌井が海外を目指す際には思いを尊重する意向という。
また、2007~09年にNHK「英語でしゃべらナイト」に出演していた経歴があり、語学の面でもサポートできそうだ。また、涌井は「常に私のことを考えてくれ、栄養管理面でのサポートをしてもらっています」とコメントで明かしたが、「全部おいしい」と絶賛するほど料理も得意。米国でも、食事に不自由することはない。
メジャーに挑戦するためには、6歳上の押切はまさに最強の“姉さん女房”。万全の態勢でエース・涌井の夢を支える。