はっけんの水曜日
2016年11月2日
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街の灯り(スギ薬局の看板)がオレの背中を優しく包んてくれるぜ。
漫画「コブラ」で、主人公の宇宙海賊・コブラが左手に装着しているのが「サイコガン」。精神エネルギーで惑星さえも撃ち砕くという。
あれでワインやマヨネーズをサーブするのが、長年の夢だった。 なぜ今なのかいきなり何をとお思いでしょうが、きっかけは10月初旬の当サイト14周年企画「かっこいいこと140回更新」での、苦肉の策としてひねり出した写真だ。
「ペットボトルを黒く塗ってマヨネーズを持つとサイコガンみたいでかっこいい」
この一葉の写真がどうにも心に引っかかっておりましてな。
その場にあった2リットルウーロン茶のペットボトルを黒く塗っただけだが、それにしてはサイコガンっぽくなった気がする。そういえば10年近く前の企画会議のときも「サイコガンにマヨネーズ仕込む」案を出した覚えがある。太宰治風に言えば「飲み残した一杯のアブサン」、それがこの「サイコガンにマヨネーズ」だ。考えれば考えるほど「今だ!」と確信した(後々考えれば何が「今だ!」なのか)。 そんなようなわけで、ちゃんとサイコガンを作ろうと思った。 ただ、どれくらいまで作りこむか。スタイロフォーム買って彫刻するか、プラ板でも成型してアレするか・・・と考えると決心が鈍ってくる。超大変なんだもの。 そこそこサイコガンに見えて、マヨネーズやボトルを仕込める仕組みにすれば十分だ、と決め、ほぼ全て廃材利用することにした。各ご家庭でも手軽に、左腕をサイコガンにできるよう、ご説明させていただきます。 窓ガラス用遮熱フィルムか何か買ったときの芯がちょうどいい。参考写真もスタンバイした。
太いの細いのどっちにしよう。こんなあつらえ向きの芯、捨てなくて本当に良かった。
細いのは腕は入るが、ボトルを持てない。
太いのは楽々ボトルを仕込めるが・・・。
ひじのほうはガバガバだ。
よって、切り開いてちょっとすぼめる。結局面倒だ!
ボンドとガムテできっちり接着。想定外の作業であった。
芯はこれでいいとして、本物のサイコガンは中央にルーバーのような部品が使われていたり、フォルムも筋肉を模したような作りになっている。あのディテールをどんな材料で出すか。
これしかない。ペットボトルだ。 もう、ちょうどいいのがサンクスの1リットル炭酸水のだったわけですよ。
あのディテールに近い部分を切り出そう。
1本のマグロから数グラムしか取れない部位、みたいに、無駄のないよう取り出した(実際は4つ必要で、2本のボトルで足りた)。
これはこれでうまく行きそうな予感がある。
ルーバーっぽい部分は、今にもゴミに出されるべく潰されたコレ(たぶんコンビニのウーロン茶)から取る。他のボトルも探したが、コレの滑り止め的部分以外にない!
ペット素材の他、うちにあった適当な紐を貼り付け・・・。
スケルトン段階。クリスタル・ボーイも嫉妬する出来。
それなりの形になってきた。あとは色だが、ホームセンターで黒いスプレーを探したところ、「ガンメタル」色などあってとても迷う。サイコガンって何色だ。
売り場で画像検索して検討し、どうも黒というよりメタルブルーのほうがイメージに合うかもと思い、思い切って買って来た。 あのハリボテがどこまで「らしく」なるか。
サイコガンこうさく、かんせい!
ほら意外とよくなくなくなくない?ゆがみが加わって少々サナギっぽいが。
「あのコブラのかっこいいサイコガンを、家にある材料で作ろう」という記事なら、本当に良かった。
だがこれを持って明日、唐揚げにマヨネーズをサーブしたりワインをうやうやしくサーブせねばならんのだ。そのために作ったしな。 ということは当然ふさわしい格好も用意しなければならない。こうなったらもう、とにかく間に合わせのもので準備しよう。 持っていたピンクのつなぎを、染め粉で赤く染めて衣装とさせていただく。結局大変だ!
さあ、オレの精神はサイコマヨネーズで加速するのか否か。
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