日銀の資金供給量 11か月連続で過去最高更新
日銀が市場に供給しているお金の量を示すマネタリーベースは、日銀が大規模な金融緩和を続けていることから先月末の時点で417兆円余りとなり、11か月連続で過去最高を更新しました。
マネタリーベースは世の中に出回る紙幣と硬貨、それに民間の金融機関が日銀に預けている資金である当座預金の残高を合わせたもので、日銀が市場に供給しているお金の量を示します。
日銀によりますと、先月末時点のマネタリーベースの残高は417兆6291億円で前の月に比べて4兆7859億円増え、11か月連続で過去最高を更新しました。
これは、日銀が2%の物価上昇率の実現を目指し国債などを大量に買い入れて資金を供給する大規模な金融緩和を続けているためです。
ただ、日銀は1日、物価目標の達成時期の見通しをこれまでの「来年度中」から「再来年度・平成30年度ごろになる可能性が高い」と先延ばしにしていて、巨額の資金供給を続けても物価目標の達成が遠のく状況が続いています。
日銀によりますと、先月末時点のマネタリーベースの残高は417兆6291億円で前の月に比べて4兆7859億円増え、11か月連続で過去最高を更新しました。
これは、日銀が2%の物価上昇率の実現を目指し国債などを大量に買い入れて資金を供給する大規模な金融緩和を続けているためです。
ただ、日銀は1日、物価目標の達成時期の見通しをこれまでの「来年度中」から「再来年度・平成30年度ごろになる可能性が高い」と先延ばしにしていて、巨額の資金供給を続けても物価目標の達成が遠のく状況が続いています。