愛知県一宮市で、下校中の小学4年の則竹啓太君(9)が、スマホ向けゲーム「ポケモンGO」を操作しながら運転していたとされる男のトラックにはねられ死亡した事故を受け、同市はゲームを運営する米ナイアンティックなど3社に対し、運転中にゲームの操作をできなくなるようにシステムの変更を求める方針を決めた。4日に要請書を郵送する予定という。

 ポケモンGOは移動中の車内など、一定以上の速度を感知するとプレーを制限する機能がある。だが、県警によると、男は運転者のプレーを防ぐ機能を解除していたとみられるという。

 市の担当者は「市内で悲惨な事故があったので、市としても再発防止対策を求めることにした」と話している。