敏感肌でも使える日焼け止めってどんなもの?

敏感肌でも使える日焼け止めってどんなもの?

SPF50以下のものを使ってみる

SPF50以下のものを使ってみる

敏感肌の人は日焼け止めを使用すると肌が荒れてしまう可能性があるため、極力使用を控えているという方も多いでしょう。しかし、無防備な皮膚に紫外線が直接当たることの方が、実は敏感肌にとって害が大きいのです。日焼け止めは肌と外気の間にバリアを作ってくれるため、極力使用した方が良いでしょう。敏感肌の人でも安心して使える日焼け止めを選ぶことで、1年中肌を守ることが可能になります。一般的に薬局などで売られている日焼け止めを選ぶ際には、SPFが50以下のものを選びます。SPF50というのは、通常日焼け止めがない状態で紫外線が皮膚に当たってから皮膚が赤く炎症するまでの時間を50倍遅らせられることを意味しています。個人の肌質によって異なりますが、日焼け止めなしではおよそ15〜20分ほどで肌が赤くなることが多いようです。それを50倍遅らせるのですから、SPF50の日焼け止めをつけると、12時間以上効果が続くことになります。12時間効果が持続すると聞くと頼もしい感じがしますが、裏を返せば、そのように効果が高い日焼け止めは刺激も強く、かなり肌に負担をかけているということになります。日焼け止めはSPF50以下のものを選ぶようにし、なるべくこまめに塗るようにした方が良いでしょう。

ノンコメド商品を選ぶ

敏感肌の人の中には、ノンコメドジェニック化粧品について聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。ノンコメド化粧品にはニキビの原因になるアクネ菌が育ちにくい油性の成分が使われており、ニキビ肌の人に効果的です。また、ノンコメド商品は、毛穴に詰まった皮脂や角栓(コメド)をなるべく作らないような成分が含まれているため、こちらもニキビで悩む人や敏感肌体質の人にはおすすめできる商品です。オイルフリーのものも油分が含まれていないためニキビになりづらいといわれていますが、オイルの代わりに合成ポリマーという化学物質が使われていることが多いので、人によってはノンコメドの日焼け止めを使用した方が良い場合があります。ノンコメド商品は日焼け止めやスキンケア用品だけではなく、化粧下地やファンデーション、コンシーラーなど幅広くあります。肌に毎日のように塗る下地やファンデーションにノンコメドのものを使用することで、毛穴が詰まるタイプの敏感肌の人には大きな効果をもたらしてくれることでしょう。しかし、ノンコメド商品は絶対にコメドができないということではないので、まずは試しに少し使用して、様子を見ながら使い続けていくかどうかを検討することをおすすめします。

化学物質不使用をチョイス

化学物質不使用をチョイス

敏感肌に良いものといえば、化学物質が使われていないものというイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。敏感肌の人はアレルギーを持っている人もたくさんいるため、化学物質が含まれているものはできるだけ使用しない方が良いでしょう。オーガニックの日焼け止めは、天然のミネラル成分によってできています。そのため、赤ちゃんにも使用できるほど、肌に刺激がないように作られているのです。オーガニックの日焼け止めとケミカルの日焼け止めの違いは、オーガニックのものが紫外線錯乱剤によって日焼けを防いでくれるのに対し、ケミカルのものは紫外線吸収剤という物質が含まれていることです。この紫外線吸収剤が肌荒れを引き起こす原因になることが多く、オーガニックの日焼け止めを使用することで、肌への負担を減らしてくれます。しかし、紫外線錯乱剤は金属由来なので、金属アレルギーがある人は使用を控えるようにしましょう。また金属アレルギーがない人でも、日焼け止めを強く肌に塗りこむのは良くないことなので、使用する時は軽く肌に撫でつけるようにします。敏感肌の人が日焼け止めを購入する際には、SPFが低くてコメドができにくい、オーガニックのものを選ぶと、安心して使い続けられることでしょう。

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