2016-11-02
■AIの話ばっかりしてるからたまには違う話がしたいなあ・・・と思いつつ 
・・・と思いつつ
頭の中がAIでいっぱいなのでもうほかの話が思いつかない。
これはイカン。
「あいがいっぱい」とか冗談を言っている場合ではない。
昨日のスクエニ三宅さんと津田大介とのイベント、タイムシフトが見れます。面白いのでぜひ
イノベーション・エンジン 第7回「人工知能」は本当は何ができて、何ができないのか??今、知っておくべき人工知能の正しい知識? - 2016/11/01 19:00開始 - ニコニコ生放送
僕の話はどうでもよくて(たぶん本欄を読んでる人には目新しい話はあまりない)、三宅さんの話が大変おもしろい。
絵でわかる人工知能 明日使いたくなるキーワード68 (サイエンス・アイ新書)
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両方とも面白いので必読
三宅さんも僕も、学生時代から人工知能をちょいちょいやり始めてたのは一緒。
で、その頃は人工知能で飯を食うというのは研究者になるくらいしか方法がなかったんだけど、僕は学校の勉強というのがダメだったので、OSとプログラミング言語と人工知能を全部やれる業界ということでゲーム会社に入って、まあすごく簡単な人工知能とかね、そういうのをやってた。食い扶持がそこしかなかったんだね、僕には。
一方三宅さんは、ちゃんとゲーム会社でAI専門のプログラマーとして頭角を現し、今もゲームAIを専門に作っているというね、まあ僕からしたら羨ましい人生を歩んできた人。
第三次AIブーム・・・というのがブームに終わらないだろうなあ、という点でも僕と三宅さんの意見は共通していて、その上で三宅さんはもっと大きなフレームで人工知能というものを捉えていて非常にスライドや図がよく出来ているので見るべし。
僕は良くも悪くも興味があっちこっちに行ったりするので、ひとつのことにズッポりとハマるということが滅多にない。その僕から見て今のAIはアクセルを全開にするにふさわしい題材だと思うし、毎日のように面白いことが起きている稀有な領域でもある。
最近の話だと、Googleの暗号化アルゴリズムを自分が考えちゃうAIとか面白すぎる。
既存の枠組みのなかに収まらないことが日々起きていて、どうすりゃいいんだ、どこから手を付けていいんだと悩むくらい。もう一生かけても食いきれないようなデザートの山が目の前にどっさりとあって、それを順番に片付けていくか、それとも全く別のものを食べるか考えるという、ある意味で極めて幸せな時代に突入したといえる。
というのも、一昔前なら、こうした最先端の技術は共有されるスピードも遅ければ、実装を手元で試してみるなんていうのは恐ろしく時間のかかることで、頑張って論文を再現してみたけど実際には期待ハズレ・・・みたいなことは容易に起きる。
ところが今はアルゴリズムそのものをまず先にgithubかなんかで試してみてからどうするか考えることができる。これって実はもの凄い進歩で、この一点だけ見ても人工知能という分野が轟音を立てて進化を続けていることの証明とも言える。
これって、本来は別にAIだけじゃなくてCGでもその他の分野でも起きてもおかしくない現象ではあったんだけど、既存分野ってそこまで進歩が激しくないし、むしろネタを温存して年に数回しかない国際学会に発表することに命を賭けている人たちがいる一方で、AIの場合、新しい発見が次々起きるので、悠長に国際学会なんか待ってられるかという勢いで、査読もされてない論文がガンガンarxivに投稿され、公開され、公開された論文をもとに誰かが追試を行うという、もの凄い循環が起きている。
この新陳代謝の速さがAIがいま地球上で最も面白い研究対象であるという事実を端的に示している。
これがCGのように年に一回とか数回の学会でだけ進歩するものだったら、僕もこんなに焦る必要はないんだけど、もう世界中がお互いを煽り合っているわけだよね。そこがまず面白い。極めて面白い。
ところでAIを作るためにはまだまだ人間が手助けしなきゃならないんだけど、その手助けをする人が足りないのでAIに興味はあるけどプログラミングできる/できないにかかわらずちょっとAIに関する仕事をやってみたいというアルバイトも募集します。内容は学習データセットを作る単純作業。問い合わせはinfo@uei.co.jpまで。
いやー他のこと書こうと思ったけど無理だったわ
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