スマートフォンの動画共有アプリを使って、男児のポルノ動画をインターネット上に公開したとして、京都府警少年課は1日、サッカーJ2モンテディオ山形のゴールキーパー、中村隼容疑者(24)=山形市鈴川町=を児童ポルノ禁止法違反(公然陳列)などの疑いで逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は2015年11月、アプリ内にある児童ポルノ動画3本が見られるパスワードを自身の短文投稿サイト「ツイッター」に投稿し、不特定多数が閲覧できるようにしたとされる。少年課によると中村容疑者は、自身でアプリに児童ポルノ動画を投稿していたという。
モンテディオによると、中村容疑者は2010年から同チームでプレーし、別チームに移籍後、15年に復帰した。今シーズンは公式戦に出場していない。モンテディオの森谷俊雄社長は「青少年に夢と希望を与える選手の逮捕は誠に遺憾。深くおわび申し上げる」とのコメントを発表した。【礒野健一】