「陰の実力者」として韓国の国政に介入した疑惑がもたれている崔順実(チェ・スンシル)氏が31日午後、被疑者としてソウル中央地検に出頭したが、その際にプラダの靴を履いてきたことが分かった。
31日、検察に姿をみせた崔氏は、詰めかけたデモ隊や取材の記者に押されて転び、その拍子に履いていた靴が脱げてしまった。
崔氏は靴が脱げたまま検察の庁舎に入り、その直後、検察の職員が崔氏の靴を持っていったという。
テレビカメラなどにとらえられた崔氏の靴は、イタリアのファッションブランド「プラダ」の黒い靴だった。崔氏が履いていた靴のモデルなどはまだ確認されていないが、韓国国内のショッピングモールでは、これと似た靴がおよそ88万ウォン(およそ8万円)で販売されている。
なお、ソウル市江南区新沙洞にある崔順実氏宅でも、靴箱に有名海外ブランドのロゴが入った靴や箱が大量にあることが判明している。