豊洲問題 元部長が中心的に関与 都の調査で明らかに
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豊洲市場をめぐる問題で、東京都は1日、改めて行った内部調査の結果を公表し、盛り土を行わない方針は平成23年の幹部会議で実質的に決定されたとして、この会議を開いた当時の部長ら幹部8人に責任があると結論づけました。さらに、当時の部長は、地下に空間を設ける案を最初に提案した可能性があり、一連の問題の重要な局面で中心的に関わっていた実態が都の調査で明らかになりました。
東京都の小池知事は1日、臨時の記者会見を開き、豊洲市場をめぐる問題で改めて行った内部調査の結果を公表し、盛り土を行わない方針は平成23年8月の部課長級の会議で実質的に決定されたと特定して、この会議を開いた当時の部長ら幹部8人に責任があると結論づけました。
この元部長は、都が平成21年2月の段階で敷地全体に盛り土を行う方針を正式に決定していた際の当事者であることもわかり、小池知事は、都がみずから決めた方針に反していたことは重大だという認識を示しました。さらに、元部長は平成21年1月ごろ、市場の建物の地下に空間を設ける案を最初に提案した可能性があると報告書では指摘していて、その案は技術部門で脈々と受け継がれたとしています。この結果、元部長は一連の問題の重要な局面で中心的に関わっていた実態が都の調査で明らかになりました。
ただ、都の調査に対してはこうした局面には関与していないと否定していて、これが、今回の調査でなぜ盛り土を行わなかったのかという動機の解明に至らなかった要因になっていると見られます。
そのうえで報告書では、盛り土を行わない方針について判断を仰ぐタイミングはいくらでもあったはずで、声をあげた管理職は誰1人としていなかったと指摘し、「こうした不作為がもたらした影響は大きいと言わざるをえない」と指摘しています。
この元部長は、都が平成21年2月の段階で敷地全体に盛り土を行う方針を正式に決定していた際の当事者であることもわかり、小池知事は、都がみずから決めた方針に反していたことは重大だという認識を示しました。さらに、元部長は平成21年1月ごろ、市場の建物の地下に空間を設ける案を最初に提案した可能性があると報告書では指摘していて、その案は技術部門で脈々と受け継がれたとしています。この結果、元部長は一連の問題の重要な局面で中心的に関わっていた実態が都の調査で明らかになりました。
ただ、都の調査に対してはこうした局面には関与していないと否定していて、これが、今回の調査でなぜ盛り土を行わなかったのかという動機の解明に至らなかった要因になっていると見られます。
そのうえで報告書では、盛り土を行わない方針について判断を仰ぐタイミングはいくらでもあったはずで、声をあげた管理職は誰1人としていなかったと指摘し、「こうした不作為がもたらした影響は大きいと言わざるをえない」と指摘しています。