伊地震、避難者10万人規模か

8月から連続発生

画像地震後、住民らを見守る消防隊員ら=30日、イタリア中部ノルチャ(ロイター=共同) 【ローマ共同】イタリア中部ノルチャ近郊で30日に起きたマグニチュード(M)6.6の地震で、政府当局は避難者が最大10万人規模になる恐れがあるとの見方を示した。同国主要紙レプブリカなどが報じた。被災地周辺では余震とみられる揺れも続き、住民らの間に不安が広がっている。

 イタリア中部では8月24日に起きたM6.2の後も余震が頻発し、今月26日にもM5以上の地震が連続して発生。専門家らは一連の地震の関連性を指摘した上で、イタリア半島を縦断するアペニン山脈沿いで地震活動が活発化しており、今後も大きな地震への警戒が必要としている。

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