2016年11月1日23時14分
ロシアのマトビエンコ上院議長は1日、東京都内で記者会見を開き、北方領土について「主権をそのまま放棄することはできない」と述べ、従来のロシアの主張を強調した。領土交渉とは別に、北方領土でのロシアの主権下での共同経済活動については「行う用意がある」と語った。
マトビエンコ氏はプーチン大統領の側近で、参議院の招待で来日した。
会見では、北方領土をロシアが領有する正当性を強調。その上で、現在の日ロ交渉では「島を引き渡す議論は全く行われていない。(返還する)根拠がないからだ」と述べた。
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朝日新聞国際報道部