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 絶滅の恐れがある国の特別天然記念物ライチョウを保護するため、環境省は来年度から南アルプスの北岳(山梨県、3193メートル)周辺でテンなどの天敵を捕獲して被害の実態を調べる方針を固めた。北岳周辺では今夏、ケージ保護されたライチョウ親子を天敵のテンが襲おうとする様子を長野朝日放送が撮影。被害の深刻さが浮き彫りになっている。

 環境省は2012年度に公表したレッドリストで、ライチョウを絶滅危惧ⅠB類に引き上げた。このため、昨年度から個体数の減少が著しい北岳周辺にケージを設置し、孵化(ふか)後のヒナと母親をケージ内で保護する事業に取り組んでいる。

 今夏は、3家族をケージで保護し、7月に成長したヒナ計15羽を放鳥したが、10月の調査では2羽しか生存が確認できなかった。保護作業を担当した東邦大理学部研究員の小林篤さんは「放鳥したヒナの多くは、テンやキツネ、猛禽(もうきん)類のチョウゲンポウなどの天敵に捕食された可能性が高い」と見ている。

 北岳周辺のライチョウの推定生…

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