外相が中国側に抗議 ガス田開発めぐる新たな活動で
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岸田外務大臣は、閣議のあと記者団に対し、東シナ海のガス田開発をめぐって中国側の新たな活動が確認され、「一方的な開発に向けた行為を継続しているのは極めて遺憾だ」として、抗議したことを明らかにしました。
東シナ海のガス田開発をめぐっては、2008年に日中両政府が共同開発することで合意しましたが、関係する条約の締結交渉は中断したままとなっていて、その後も、中国側が日中中間線付近で構造物を建設するなど、一方的に開発を進めています。
これに関連して岸田外務大臣は、閣議のあと記者団に対し「日中中間線の中国側の海域で、中国が掘削船を停船させ、何らかの作業を行っていることを確認した。海上保安庁が、付近を航行する船舶の安全を確保するため、航行警報を発出した」と述べ、これまでとは別の場所での中国側による新たな活動を確認したことを明らかにしました。
そのうえで、岸田大臣は「これまでの累次の申し入れにもかかわらず、中国側が、日中間の境界がまだ確定していない状況で、一方的な開発に向けた行為を継続していることは極めて遺憾だ。外交ルートを通じて中国側に直ちに抗議した」と述べるとともに、こうした活動を中止するよう引き続き強く求めていく考えを示しました。
これに関連して岸田外務大臣は、閣議のあと記者団に対し「日中中間線の中国側の海域で、中国が掘削船を停船させ、何らかの作業を行っていることを確認した。海上保安庁が、付近を航行する船舶の安全を確保するため、航行警報を発出した」と述べ、これまでとは別の場所での中国側による新たな活動を確認したことを明らかにしました。
そのうえで、岸田大臣は「これまでの累次の申し入れにもかかわらず、中国側が、日中間の境界がまだ確定していない状況で、一方的な開発に向けた行為を継続していることは極めて遺憾だ。外交ルートを通じて中国側に直ちに抗議した」と述べるとともに、こうした活動を中止するよう引き続き強く求めていく考えを示しました。