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最難関着工 南アルプストンネル長野側工区

リニア中央新幹線の南アルプストンネル・長野県側工区の起工式でくわ入れする関係者=同県大鹿村で2016年11月1日、湯浅聖一撮影
リニア中央新幹線=林奈緒美撮影

 2027年のリニア中央新幹線開業を目指し、JR東海は1日、南アルプストンネル(約25キロ)の長野県側工区(8.4キロ)で工事を始め、起工式を同県大鹿村で開いた。同トンネル工事は昨年12月の山梨県側工区(7.7キロ)で着工済みで、23年春ごろの貫通を予定している。リニア工事の本格着工は、今年1月の東京・品川駅に続いて3件目。

     同トンネルは、坑道から地表までの土砂の厚さを指す「土かぶり」が国内最大の約1400メートルになる難工事。地下水脈が破壊される危険性や掘削で発生する残土の処理方法を巡り、沿線住民からは不安視されている。

     起工式では同社や施工業者の関係者がくわ入れをし、工事の安全を祈った。同社の柘植康英社長は「安全に進めるとともに、地元の生活環境や自然環境の保全にも心したい」とあいさつした。

    【湯浅聖一】

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