日中韓首脳会議 年内開催を危ぶむ声
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政府は、日中韓3か国による首脳会議の年内開催に向け、議長国として調整を進めていますが、韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領の文書管理をめぐる問題がパク政権を揺るがす事態となっていることから、予定どおり開催できるかどうか危ぶむ声が出始めています。
日本、中国、韓国による3か国の首脳会議は、去年11月、およそ3年半ぶりに韓国で開催され、ことしは日本が議長国として、中国の李克強首相と韓国のパク・クネ大統領の就任後初めてとなる日本訪問と合わせて、年内の開催に向け調整を進めています。
こうした中、韓国のパク大統領が公職についていない知人の女性実業家に政府の内部資料などを渡していた問題が明らかになり、菅官房長官は31日、首脳会議の開催に与える影響について、「何ら影響はない。予定どおり進めていきたい」と述べ、韓国国内の事情にかかわらず、調整を進める考えを示しました。
ただ、これまでに、中国側から、日程調整に対する明確な回答が得られていないことに加えて、韓国で、パク大統領の支持率が過去最低にまで落ち込むなど、パク政権を揺るがす事態となっていることから、政府内では、予定どおり首脳会議を年内に開催できるかどうか危ぶむ声が出始めています。
こうした中、韓国のパク大統領が公職についていない知人の女性実業家に政府の内部資料などを渡していた問題が明らかになり、菅官房長官は31日、首脳会議の開催に与える影響について、「何ら影響はない。予定どおり進めていきたい」と述べ、韓国国内の事情にかかわらず、調整を進める考えを示しました。
ただ、これまでに、中国側から、日程調整に対する明確な回答が得られていないことに加えて、韓国で、パク大統領の支持率が過去最低にまで落ち込むなど、パク政権を揺るがす事態となっていることから、政府内では、予定どおり首脳会議を年内に開催できるかどうか危ぶむ声が出始めています。