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【芸能・社会】

中山優馬が殺人者役 WOWOW初主演ドラマ

2016年11月1日 紙面から

◆来年3月スタートWOWOW連ドラ「北斗−ある殺人者の回心−」

 俳優で歌手の中山優馬(22)が、来年3月スタートのWOWOWの連続ドラマ「北斗−ある殺人者の回心−」(土曜午後10時、初回無料放送)に殺人者役で主演する。中山はWOWOWドラマ初出演。

 原作は「4TEEN」「池袋ウエストゲートパーク」などの石田衣良さんの同名小説。虐待されて育った主人公・端爪北斗が、里親との出会いで初めて愛を知るが、運命のいたずらで凄惨(せいさん)な殺人者になるまでを描いた衝撃作。映画「脳男」「グラスホッパー」などを手掛けた瀧本智行監督が原作にほれこみ、3年かけてドラマ化を実現させた。

 主役は日本のドラマでは珍しくオーディションで決まった。監督、プロデューサーが集めた有望な若手俳優の1人が中山で、ドアを開けて入ってきた瞬間の眼光の鋭さが決め手になったという。

 撮影にあたり中山は12キロの減量で孤独な殺人者を体現。自らの意思で髪も刈り上げ、アイドルらしいビジュアルを捨てて同作に挑んだ。

 中山は「オーディションの時、セリフの破壊力に圧倒されたことを今でも鮮明に覚えています。初めて北斗と出会い、改めて台本を読んだ時『背負いきれるか』という心配がありました。一方で、こんなに素晴らしい作品が自分の手の届くところにあると思うと身震いが止まらなくて…。監督の気合に魅せられ、最後まで乗り切ることができたのは僕の誇りです」と振り返り、「北斗は“ただ愛されたかった”という普通の人間。目を覆いたくなるくらいつらいシーンもたくさんあります。それでも、どうか端爪北斗の人生を最後まで見届けてください」と訴えている。

 

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