日印原子力協定署名へ NPT非締結国では初
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日本は、インドに対し、日本の原子力関連技術の輸出が可能になる原子力協定を、今月のモディ首相の日本訪問にあわせて、署名する方針を固めました。原子力の平和利用を定めたNPT=核拡散防止条約を締結していない国と協定を結ぶのは初めてです。
日本とインドの間で原子力関連技術の輸出入が可能になる原子力協定をめぐっては、去年12月、安倍総理大臣がインドでモディ首相と会談した際、締結することで原則合意しました。
ただ、インドが、過去に核実験を行ったことや、核軍縮や原子力の平和利用を定めたNPT=核拡散防止条約を締結していないことから、日本国内で慎重な対応を求める声があり、両政府は、協定の内容や締結時期などについて調整を進めてきました。その結果、政府は、今月10日からモディ首相が日本を訪問するのにあわせて、協定の署名を行う方針を固めました。
仮にインドが核実験を行えば協力を停止するなど、軍事転用を防ぐ規定が盛り込まれる見通しです。日本は、これまでに14の国や地域との間で原子力協定を締結していますが、NPTを締結していない国と結ぶのは初めてです。
ただ、インドが、過去に核実験を行ったことや、核軍縮や原子力の平和利用を定めたNPT=核拡散防止条約を締結していないことから、日本国内で慎重な対応を求める声があり、両政府は、協定の内容や締結時期などについて調整を進めてきました。その結果、政府は、今月10日からモディ首相が日本を訪問するのにあわせて、協定の署名を行う方針を固めました。
仮にインドが核実験を行えば協力を停止するなど、軍事転用を防ぐ規定が盛り込まれる見通しです。日本は、これまでに14の国や地域との間で原子力協定を締結していますが、NPTを締結していない国と結ぶのは初めてです。