秋晴れの絶景を満喫「サイクリングしまなみ2016」に3500人 瀬戸内の多島美眺め疾走
広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」(西瀬戸自動車道)を舞台に疾走する自転車大会「サイクリングしまなみ2016」が10月30日、開催された。秋晴れの下、全国から約3500人が参加し、多島美と架橋が織りなす瀬戸内の絶景を楽しみながら駆け抜けた。
大会は、約8000人が参加した一昨年に続き2回目。サイクリングの定着化を図ろうと、広島、愛媛両県の関係団体などでつくる実行委員会が主催し、2018年まで隔年で中規模と大規模大会を繰り返し実施することにしている。
今回のコースは、今治-尾道往復(約150km)▽同片道(約70km)▽今治-上島往復(約70km)▽今治-大三島往復(約110km)▽今治-大島往復(約40km)-の5種類。
この日、愛媛県の今治ICで午前7時すぎにセレモニーが行われ、サイクリストたちは一斉にスタート。しまなみ海道の絶景を楽しんだりして、笑顔でゴールした。
初めて参加した岐阜県本巣市の会社員、西川幸範さん(58)は「橋から見える多島美の眺望と磯の香りの中で走れてとても楽しかった」と満足そうに話した。
(産経ニュースより)