はい、こんにちは。lifeです。
今回は「軍鶏」を読んでみたのであらすじと感想を書いていこうと思います。
今回も某漫画アプリで単行本の1巻から3巻まで読んでみましたので1〜3巻までの感想になります。
色々なところでクライマックスがひどいと騒がれている漫画ですが私は最後まで読んでいないのでクライマックスに関する評価はできないです。
ではでは、早速あらすじと感想を書いていきます。
あらすじと作品紹介
はい、まずはあらすじと作品紹介からです。
あらすじ
東大合格確実とまで言われた優等生「成嶋亮」は16歳の夏、エリート銀行員の父と美しい母の「まとわりつくような生暖かい愛情」に自分の全てが吸い尽くされるという妄執に駆られ、両親を刺殺してしまう。
亮は少年院へと運ばれるが、そこは悪の巣窟であった。
非常に気弱な性格である亮は当初、いじめの対象とされていた。
たが、体育の特別講師「黒川健児」から空手を教わり別人のような凶暴な男へと変貌していくのであった。
作品紹介
ジャンル: 格闘漫画
作者: 原作 橋下以蔵 画 たなか亜希夫
連載誌: アクション→イブニング
ジャンルは格闘漫画ですね。
自己修練やスポーツマンシップなど一切なく格闘技の負の要素である暴力の手段としての格闘技について描かれた作品ですね。
作者は原作・画で分かれていて、原作の高橋以蔵先生は脚本家と映画監督をされている方で、たなか亜希夫先生は他にも色々漫画を書いているようですが今作が1番の代表作であるようです。
ただ、なんか著作権の問題で2人の間にいざこざがあったらしく26巻からは高橋以蔵先生のクレジットが消えています。
作者のいざこざって楽しく読んでいる読者からしたら本当に残念ですよね。
連載誌は19巻以前がアクションに連載されていて、20巻以降がイブニングに連載されています。
移籍に伴う諸事情でアクション連載の終盤が単行本では抜けていたらしいですけどしっかり完全版では収録されているらしいです。
なにかと落ち着かない作品ですね。笑
実際に読んでみた感想
はい、次に実際に読んでみた感想です。
今回も「絵について」「ストーリーについて」「総合評価について」の3つの観点から感想を書いていきます。
絵について
まずは絵についてです。
これは上手いです。
とても上手に今作のテーマである格闘技の負、闇の雰囲気が醸し出されています。
ただ、闇を描くため仕方ないんですけどかなり気分の悪くなる描写がありますね。
かなりなので注意が必要です。特に1巻は。
そういう描写が大丈夫な人にとってはとても絵自体は上手いので満足できるかなと思いました。
作品全体を通しての暗い雰囲気が伝わり、私自身とても満足でした。
ストーリーについて
次はストーリーについてです。
これも私が読んだ1巻〜3巻は面白かったです。
亮が空手を習得していくシーンがかっこいい。
そしてそこからの暴力の乱用。格闘技の闇の部分ですね。
しかも空手も完全に人を殺すための空手です。
ここまで格闘技の負の部分を描いた作品は見たことないのでとても良かったですね。
そして、亮の心理描写もとても良かった。
生きるための暴力を手に入れたことにより気弱な亮がどのように変貌していくかの描写は本当に素晴らしい。
ただ、ネット上ではアクション→イブニングに変わる時のストーリーやクライマックスについてとても批判を食らっていますね。読んでないので真相はわかりませんが、いつか必ず全巻読むと思うので読み次第更新しますね。
総合評価について
最後に総合評価についてです。
基準はいつも通りこちらです。
- 90点〜100点 全てにおいて欠点がなくその漫画でしか楽しむことの出来ないなにか特別なものをもっている。
- 70点〜89点 全てにおいて欠点がなく、おすすめできる。
- 50点〜69点 少しの欠点はあるがおすすめできる。
- 30点〜49点 確かに面白いが大切な部分が欠けている。おすすめは出来ない。
- 10点〜29点 楽しめた部分はあるが楽しめない部分の方が大きい。おすすめは出来ない。
- 0点〜9点 私には合わなかったようだ。
「軍鶏」は...........................75点!!
本当は85点くらいつけてもいいくらい面白かったです。ただ、肝心のクライマックスなどをまだ読めていないので10点低くつけておきました。
全巻読み次第もう一度評価しますので暫しお待ち下さい。
格闘技の負の部分にスポットを当てた作品が読みたい方には本当におすすめです。
最後に
はい、今回は「軍鶏」のあらすじと感想を書いてみました。
余談ですが、昨日の記事を読んだ方は分かると思いますが私は年齢を公開しました。
そこで、年齢を活かした企画をやりたいと思っているんですけどなかなか面白そうなのが思いつかないんですよね。笑
なので、なんかやって欲しい企画とかあったらコメントとかで教えて下さい!
はい、今回はこんな感じで終わろうかと思います。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
ではでは、ぐっばいです。lifeさんでした。
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