女子学生に求婚メール70通 佐賀大准教授 停職6カ月に [佐賀県]

 佐賀大(宮崎耕治学長)は3日、20代の女子学生に求婚するメールを送り続けた上、両親を侮辱する発言をしたとして、教育学部の50代男性准教授を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は9月23日付。

 同大によると、男性准教授は2011年10月~12年3月、ゼミを受講していた女子学生に対して「結婚してくれ」などと恋愛感情を表すメール約70通を送信。12年2月には女子学生に宗教団体からの脱会を迫り「君の両親の結婚は犬や猫と同じ」と発言したという。

 男性准教授は06年にも卒業生の家族に対する傷害事件を起こし、停職6カ月の懲戒処分を受けていた。門出政則副学長は「教員によるハラスメントの防止策に努めていたにもかかわらず、このようなことが起き深く反省している。復帰後も授業を担当させるかは今後検討する」と話した。

=2016/10/04付 西日本新聞朝刊=

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