S.I.C.ギルス&アナザーアギトを5月26日(土)の発売日に店頭販売していた新宿ヨドバシで5,980円にて同日購入。
S.I.C. 仮面ライダーギルス&アナザーアギト セット内容
高額になった割には付属品が少なくサプライズが全く無いと思った。
S.I.C. 仮面ライダーギルス 取説セット内容
S.I.C. アナザーアギト 取説セット内容は別ページに載せる予定
S.I.C. VOL.63 仮面ライダーギルス
『仮面ライダーアギト』に登場した第三のライダーで「仮面ライダーになってしまった男」が変身する。防御よりも攻撃を重視した能力で装甲は薄い。アンノウンと同様アギトと対立するが、不完全体のため能力を使用すると肉体への負担が大きく寿命を縮める。
ギルスのモチーフはガイバー(表向きはカミキリムシ)。
角だけで弱体化を再現
額にあるワイズマンオーブ(賢者の石)と複眼はクリアパーツ。オリジナル(ガイバー)では排熱効果も兼ねている超圧縮された高出力の赤外線レーザーのヘッドビーマーだった。ちなみにアギトはワイズマンオーブが腹部に存在し、腰ベルトから発せられる光を全身に浴びる事で変身した。初期のSICクウガでは強弱を角だけでなく顎パーツも交換していたが、コストを下げるため簡略化された。
クラッシャー展開用
口に穴が開いてる頭部パーツに差し替えてデモンズファングクラッシャーを再現。顎が僅か(約1mm)だけ上下に可動、首が軟質パーツでないので顎が干渉。
・胸部のメインは光沢のあるメタリックグリーン。細かなディテールが強殖装甲のような生物的な質感を再現。ガイバーは胸部装甲の下に粒子ビームを発射する器官が存在するがギルスにはない。だが村上征樹の戦いをリメイクして『仮面ライダー W MOVIE大戦2010のビギンズナイト』として描かれた仮面ライダースカルの武器として後に追加設定された 。発射の際はガイバー自身が胸部装甲を手で引き剥がして展開するが、戦闘で両手腕を負傷したガイバーIが胸部装甲を自ずから開かせたが、スカルでも実写ガイバーと同様に能力再現された。
・臍下部のメタファクターはクリアパーツで再現。オリジナルも形状はほぼ同一だが金属球で重力制御球になっていた。ガイバーはこの金属球で重力をコントロールし空中を飛行できる。またここから供給されたエネルギーを両手の甲にあるエネルギー・コンプレッサーを介して衝撃波を投射することもできた。ちなみに重力制御はライダーブレイドでキングフォームの能力として後に再現された。
オプションハンド
換装を廃して高騰したのにギルスのオプションハンドは2種類だけだった・・・。
ギルスクロウ
展開状態を差し替えて再現するギルスクロウは全く同じものが両腕分付属。ギルスの不安定感を演出するためにガイバーゾアノイドのように左右の長さが異なる方がよかった・・・。(ちなみに原作やそれを元に様々な映像に登場したガイバーⅡのコントロールメタルは簡単に破壊されてしまったが、ガイバーゾアノイドのメタルは初期不良で一部破損し弱点ではあるものの、ガイバーのパンチで破壊される事無く、遺跡のあった洞窟にそのまま放置された。続編が出ていれば復活して巻島に変わる第三勢力になってた筈…。29巻では解釈が変更、地球材質のⅡFの人造コントロールメタルが、ガイバーをスペックで大幅に上回るグリセルダの渾身の一撃ですら破損してない。)
ガイバー同様、戦闘において重要なギルスの主力武器だが致命傷を与えるほどの威力は無かった。ガイバーも突起が伸長して形成されるが超音波カッター。超高速で振動し接触した物体の分子結合を弱めて、あらゆるる物質を切り裂く高周波ソードはG3の武器に設定された。
原作ガイバーは肘部の突起が伸長して形成されるが、ガイバーゾアノイド・ネオゼクトールの高周波ソードやアプトムオメガブラストの高周波ランサーはギルスと同一で前方に突起が形成される。
ギルスフィーラー(鞭)
ギルスフィーラーもパーツ交換で再現されるが、片腕分しか付属せず(腕の形状が左右同一のためどちらでも装着可能)軟質素材でもない。ガイバーにはない独自の装備だが、劇中での威力は皆無、牽制に多用されたヘッドビーマーの代用品。
ヒールクロウ
ギルスクロウ同様両足分付属し踵のパーツを交換して若干伸縮を再現できる。色から判断しても硬度はギルスクロウより劣りそうだが、脚力と落下の加速を利用してギルスヒールクロウ(必殺技)を発動する。
S.I.C. 仮面ライダーギルス 取扱説明書
S.I.C. アナザーアギト 取説は別ページに今後載せる
箱から出して付属品を見たときは高額になっただけと感じたが、稼動範囲はこれまでのSICとは完全に別物…。つま先を手で触れるぐらい前屈可能。
腹部が空洞になったため稼動範囲が向上した一方で、S.I.C. ギルスは腹部や腕が外れやすい欠点もあった。外れやすい事を活かして腹部を外して剣で貫かれる、腕を切り落とされるなどバトルダメージの演出が可能。
《2012/05/27 08:00 作成したものを一部簡略化、最新刊29が九月末に出たので文追加》