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【経済裏読み】
中国政府「韓国行く国民を20%減らせ!」“爆買い”も一日1回だけ…韓国は急増の若者取り込みたいのに
進む中国人客の若年化
中国側の措置が明らかになる以前から、THAADの韓国配備決定によって、訪韓中国人客が減るとの懸念は韓国で広がっていた。ただその一方で、韓国を訪れる中国人観光客の年齢層が若くなり、さらに活気が出るという期待感も浮上していた。
聯合ニュース(電子版)によると、数年前はソウルの都心など観光地を訪れる中国人客はほとんどが中高年の団体客だったが、最近は20~30代の若い世代が急激に増えたという。韓国観光公社によると、中国人客のうち20~30代の割合は昨年50・4%となった。
こうした傾向は、中国人客の観光コースの定番となっている市中免税店の売り上げにも反映されている。ホテル新羅によると、ソウル・奨忠洞の新羅免税店の中国人客の売り上げ(1~9月)のうち、20、30代が割合はそれぞれ35・7%と40・8%で、全体の4分の3を占めた。40代は15・1%、50代は5・6%、60代は1・6%に過ぎず、「世代交代」の印象もある。
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