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      モンゴル村最後の営業

      モンゴル村最後の営業

      経営不振などを理由に指定管理者が撤退を決めた松浦市のテーマパーク「鷹島モンゴル村」は11月1日からの休園を前に31日、最後の営業を終えました。
      「鷹島モンゴル村」は松浦市の鷹島が鎌倉時代に元の軍が襲来した「元寇」で、戦場になったことから旧・鷹島町が観光の核として平成5年に開業しました。
      去年4月からは動植物園を運営する「バイオパーク」の子会社が指定管理者となり、動物とふれあえる施設などを新たに作って運営してきましたが、有料施設の売り上げが目標の40%程度にとどまるなど厳しい状況が続き、松浦市は会社側の撤退の申し出を受けて指定管理者の指定を取り消し、11月1日から休園を決めています。
      最後の営業日となった31日はあいにく雨の天気で訪れる人はほとんどおらず、閉園時間の午後5時に職員が入り口のドアを閉め、営業を終えました。
      佐賀県唐津市から訪れた72歳の男性は、「休園することを聞いて驚いています。異郷を感じる施設だったので残念です」と話していました。
      また温泉施設を利用した地元に住む80歳の男性は、「毎日来ているのでなくなるとさみしいです。
      温泉施設だけでも再開してほしいです」と話していました。
      松浦市では今後の施設の活用方法を検討していますが、再開を求める声がある一方で公園にして市の財政負担を減らすべきという意見もあり、「鷹島モンゴル村」の再開の見通しはたっていません。

      10月31日 19時13分