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健康じゃーな

健康な社会・精神生活を取り戻すことを標榜する

ブログが高品質、収益度外視に傾いてきたら黄信号

増田風

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new & active zone ピコ太郎の千倍売れたダイアン・ウォーレン 作曲技術の秘密

最近、高品質なエントリーを書きたいという、悪い癖がまた出てきた。

www.jarna.jp

こういう記事。かなり時間をかけて書いた記事。その割には、構成がゴチャゴチャして読みにくいのはご愛嬌。20世紀の洋楽を扱うって誰得?も言いっこなし。一応、自分なりに質にはこだわった記事。

しかし、せめて個人ブログらしく(id:tkyoto)さんが、再三指摘しているように、ユーザーは質を求めてなんていない(はてなユーザーはとりあえず置いておいて)。ある程度低品質なものを量産して、質にこだわらないユーザーに売るのが商売の王道だ。例えば、Yahoo! 代表的なサービスであるYahoo!メールは、過去に何度もメールの消失事故を起こしているばかりか、毎日のように非常につながりにくくなる。迷惑メールもほとんど弾けない。無料とはいえ、メールの体をなしていないのだ。でもYahoo!のサービスは圧倒的な人気がある。

受験産業では、DVDを再生するだけの予備校に最も勢いがある。最大手である日本コカ・コーラの飲料が、本当に一番うまいだろうか?そしてNAVERまとめ……。ある程度低品質なものを量産して、質にこだわらないユーザーに売るのが商売の王道!肝に銘じたい(一応)

さらに、収益度外視に傾いてきたら黄信号!自分の場合、運営しているサイトのPVは伸びてきたが、収益は驚くほど低い。趣味の旅行の記事ばかり書いているからだ。そのため、最近は、午前中は必ず儲かりそうな記事から書き始めるようにした(はてな外です)。午前中は金儲け。「まずカネより始めよ」である。しかし、気づいたらこの習慣が崩れていた。また始めなければ……。

収益性を第一に、低品質なものを、低品質に気づかないユーザーに向けて発信し、大量に売りぬく。これこそが重要だ!いくら困っている人を助けたいと思っても、まず自分に豊かな財源が必要なのは言うまでもない。

一方、高品質教の御本尊であるGoogle Japanは、決して経営が楽ではないとのこと。アドセンスチームからのメールはたいていかなり遅い時間に来る。ごく少人数で膨大な事業を回しているのではないか?いくら検索エンジンを独占していても、日本中のすべての道路を写真に収めるような企業だから、経営は楽ではないのは当然だ。予定されていたペンギンアップデートの強烈なバージョンが打てないのも、予算と関係があるかも?googleのスタッフは、ときどきYahoo!を馬鹿にする癖があるそうだ。そりゃそうだ。

低品質なものを量産して、質にこだわらないユーザーに売るのが商売の王道。しかし、もしかしたら、この原則は、未来の世界には通じなくなるのではないか?

最近はソーシャルやFeedy等のお気に入りから訪問者が訪れてくるブログのGoogleにおける評価が高まっている。アフィリエイトサイトなど、リピーターが少なく、検索エンジンからの訪問者の多いサイトは様々な要素から検索順位の維持が難しくなっている。

出典:

ブログ初心者がアフィリエイトの稼ぎを最大効率化するために必要なこと - 踊るバイエイターの敗者復活戦

Googleの首脳陣やスタッフは、低品質なものを量産するという商売の王道を、どうしても受け入れられず苦悩しているのではないか?

1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。

出典:

Google が掲げる 10 の事実 – 会社情報 – Google

Googleは、BMWにペナルティを課したことがあるような企業だ。資本主義の枠内では説明できないのかもしれない。

ペラサイトにリンクを施したような低品質記事はとうに駆逐された。そして以前は、質を高めてもなかなか勝てなかったNAVERまとめに、はてなブログや質の良い独自ドメインが、簡単に勝てるようになってきた。医師の監修を受けない、医療関係の記事を、今後どんどん落としてゆくような施策も進んでいるようだ。はてな社も、まごうことなき高品質教である。

低品質なものを判断力のないユーザーに向けて量産するという商売の本道を、もしかしたらGoogleやはてなが変えてくれるのだろうか?上手く説明できないが、インターネット業界は、非常に劣悪な商売がまかり通る一方で、物質的な基盤を持たないためか、非常に非資本主義的な動きが見られる要素もある。Googleスタッフは、資本主義の概念を超克しているように思うことがある。すると、人間本来の質にこだわる面が前面に出てくる。人間が本質的には、高品質な生産を非常に好む生き物であることは、本に書いてある。

そんな風に信じて、やっぱり高品質、収益度外視でもいいんじゃないかと思うところもある。

あとはてなのユーザーは、低品質、収益性重視大嫌いですよね!若手ブロガー批判は、全部この論理(笑)

www.jarna.jp

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