楽しい記事が書きたい!!
ちょっと、過去の数記事が鬱々しすぎだー。
本来、私はそんなの好きじゃない!楽しいのがいいー。
ということで、皆さんは自動車が好きですか?(真顔)
もう、これは私の趣味全開で行くので、ご容赦願いたい!
いくぜー!いくぜー!
自動車の魅力
さて、自動車の魅力はなんだろう?
私はなんで自動車が好き?
うーん。多分ですね。それはあのデザイン性だと思うんです。
何馬力とか、速さも、魅力の一つかも知れませんが、私の中で一番の重要視する項目はやはりデザインなのです。
先ずは、これを見て下さい。見ててよだれが出ます(^q^)
私は、アメ車より、ヨーロッパの車が好きです。
あの流れるような、上品なフォルム。
大好きです。そして、私はF1が大好き!!
F1はその時々のレギュレーションに適応しながら、フォルムを変更してきました。
先ずは、F1の話をしましょう。
F1
F1の動力源はPUと呼ばれる、本来のエンジンと、ブレーキング等によって回収する熱エネルギーを電気エネルギーに変換してターボとして使用する機能が合体した状態になっています。
そのため、従来の様にエンジンと単純には言えなくなり、パワーユニット(PU)と総称されるようになりました。
実はPUの能力が高いチームが必ずしも勝利するとは言えないのです。
確かに、PUの能力が高いほうが圧倒的に有利です。しかしながら、車体(シャシー)が正常に設計されなければ、ダウンフォース(車体を地面に押さえ付ける力)が発生せずに、タイヤが空回りして進まないのです。
あれだけ速い車なので、凄い力を持ってると思うでしょう?
実は、発進時の力強さ(トルク)は、他のモータースポーツに比べ非常に非力なのです。ダカール・ラリーなんて競技は、砂漠を走りますから、どれだけ力強く発進出来るかが鍵です。
しかし、F1の場合は、いかに早くトップスピードにのるかが鍵なのです。そのために、発進時から細かくギアをチェンジしていきます。
F1が最高速なのは、トップスピードにのった時です。発進時は、モーターバイクの方が早いんですよ?(笑)
リアウィング
あの速さを実現しているのは、車体に当たった風が正しくダウンフォースを発生させ、車体を地面にくっつけているからです。
これを実現するために、フロントノーズ、リアウイングなど、風の抵抗を受ける部分が大きくなるように羽を付けています。
これは今年の、マクラーレン・ホンダのマシン、「MP4-31」です。
フロントノーズ(フロントウィング)、リアウィングが確認できます。
まず、リアウィングから見ましょう。特に、リアウィングは昔に比べかなり小さくなりましたね。リアウィングとは後ろの羽です。
しかも、このリアウィングは可変です。DRSゾーンと言う範囲では、このウィングを並行に近い状態に動かすことが認められています。
ただしレギュレーションで使用が認められているのは、前の車との距離(時間差)が1秒以内であることです。
このDRS状態にした場合、抵抗が少なくなるので直線でのスピードは上がります。ただし、開けっ放しにすると、カーブの時に必要なダウンフォースが得られない(つまり再加速する時にタイヤがスリップする)ため、これをまた元の状態に戻すのです。
この様に、レース中にリアウィングをコントロールしながら走行しているのです。
フロントノーズ(フロントウィング)
因みに、こんどはフロントーノーズです。
今の主流は、ショートノーズと言って、短めのノーズになっています。その名の通り鼻のように飛び出している部分とそれに付随している羽を、フロントノーズと呼んでいます。
このフロントノーズは非常に複雑な形状をしていて、風の抵抗を精密に計算した結果、このようにカミソリのような複数の羽で構成されるようになりました。
少し想像して下さい、進行方向に車が進んだ場合、タイヤは前方向に動きます。しかしながら、そのままではそれとは逆方向に風は当たってくることになり、これが乱流となります。これを避けるため、風を切り裂き、風が車体を上手くそって移動していくように、フロントノーズは必要になるのです。まず、風の動きを整える最初の部分になります。
このフロントノーズに関してのレギュレーションは安全性を考慮して、改正が毎年施されてきました。
特に酷かったのは、2014年です。
ち◯こノーズと揶揄されるほどの酷すぎだったのです。
ルールに則った結果、以下のような酷い有様に。
どこからどう見ても、ち◯こです。どうもありがとうございました。
この、ち◯こシリーズはこの年、各チームの主流となりました。
また、バキュームノーズと言うのも出現しました。
F1史上、最低最悪のフォルムとして、このレギュレーションは直ぐに改定されました。
現在は、「MP4-31」の様にある程度まともなフォルムに戻ってきました。
ただし、ノーズ部分は、ドライバーの視線より下になければならないというレギュレーションが存続しているために、どうしても先が下がった状態になっているのです。
これは、空力的にはノーズを上げて、ノーズのウィング部分を下に下ろしたほうが良いのですが、ドライバーの安全上それは今でも禁止されています。
私個人としては、2011年のフェラーリのフォルムが好きだったりします。
また2013年の、大々的なノーズレギュレーション改定前のフォルムも良い感じです。
これは風を、下に多く取り込むと同時にディフューザーという後部の空気を吸い出すような形状のシャシーを設計する(飛行機の翼の逆バージョンの流れの状態を起こす)ことで、よりダウンフォースが発生するという仕組みでした。ですから、各チームはノーズの位置を高く保っていたかったのです。
そう考えると、少し現在のフォルムは空気の流れの効率が悪いのです。しかし、スピードが出すぎるという理由で禁止されましたし、ドライバーの視界を確保すると言う意味でも、このノーズを下げるというレギュレーションが維持されています。
ですが、来年はレギュレーションが大きく変わるので、フォルムが変更される可能性があります。
一般車
実は、東京モーターショーには毎年とは言えませんが、結構行ってました!!
見てるだけでも楽しい!!
今でも衝撃的だった車をご紹介しましょう。
BMW
マジで惚れました。
これ欲しい。マジで欲しい。この時はコンセプトカーだったのですが、「i9」という名称で発売されました。2000万だそうです。
因みに、i9は電気自動車なのですが、フォーミュラEという電気自動車のモータースポーツの、セーフティーカーとしても活躍しています。
つまり、かなり高速で走行可能です。
TOYOTA
現代版「86」です。
若者向けのスポーツカーをコンセプトに再設計された車種になります。
SUBARU
「86」と同じエンジンを搭載し、車体をSUBARUが開発したスポーツカーです。「BRZ」と言います。
SUBARUはTOYOTAの資本が入っているので、共同開発を行いました。
見た目としては、こちらの方が、より大人向けのフォルムで格好良いですね。
YAMAHA
YAMAHAのコンセプトカーになります。
YAMAHAは本当に凄い会社で、ルーターから、バイクから、楽器にいたるまで、本当に多彩に扱っています。
気になったら自分たちでやってしまおう!という精神なのです。
これは、MotoBotという、バイクの自動運転ロボットです。
バレンティーノ・ロッシとの対決で勝つことを目標にしています。私の大好きなバイクレーサーです。
この人については、また記事を書こうと思います。
LEXUS
TOYOTAの高級車部門になります。BMWはフロント・グリルに「キドニー・グリル」というデザインを採用しています。
豚の鼻みたいだと言う人もいますが、私は好きなデザインです。
これに対抗し、LEXUSはフロント・グリルに「スピンドル・グリル」というデザインを採用しました。
今後、このデザインが統一して「LEXUS」ブランドの顔になるのかは不明です。
MAZDA
MAZDAのコンセプトカーです。MAZDAは、ロータリーエンジンというちょっと変わったエンジンを昔から開発しています。
理想的なエンジンではありますが、なかなか机上の空論的な部分もあり、燃費等を考えると性能が他には勝てません。
しかし乗り心地は良いようです。エンジンがピストン式でないために、加速の仕方もスムーズに行き、快適に運転出来る点が特徴です。
ロータリーエンジンは、特殊な車種にしか搭載しておらず、このコンセプトカーで久しぶりに復活させました。
また、MAZDAはデザインに力を入れており、近年の彼らのデザイン思想は「魂動」(こどう)というデザインで統一しています。
特徴的なのは、フロント部分をバツンと縦に切ったような思い切りのいいスタイルです。
これがMAZDAの復権に一役買いました。
NISSAN
NISSANのコンセプトカーです。一言で言うと、「エロい」
卑猥な意味でなく、本当にセクシーなボディーです。生で見た時には、ずーっと眺めていてしまいました。
確かに、フロントも良いのですが、特にセクシーなのはリアなのです。
この下にある黒い部分が、F1の時に言ったディフューザーという部分です。
高速移動をすると、空気が抜けていき、車体が吸い付くダウンフォースを発生させます。
番外編
幾つか私の好きなブランドがあるんです。
ちょっと皆さんからするとマイナーかも知れません。
Alfa Romeo
Alfa Romeo(アルファ・ロメオ)というイタリアの車です。
最初は、セミやバルタン星人みたいに見えて好きじゃなかったんですけど、大人になるとその魅力に惹かれて行きました。
アルファロメオはFIAT(フィアット)の傘下にあるブランドになります。
Alpine
Alpine(アルピーヌ)というフランスの車です。
今は、ルノーの傘下にあります。
このルノー・アルピーヌが出した「A110」のコンセプトカーが格好良いんです。
アルピーヌの特徴は、フロントにある丸い目なんです。時には◯に×の目になってたりします(笑)
最後に
F1や一般車、コンセプトカーを紹介してきました。
皆さんのお好みの車はあったでしょうか?
ぜひぜひ、モーターショーに行ける方は行って欲しいし、F1などのモータースポーツにも興味を持ってくれたらなと思います。
面白いポイントはいっぱいありますので。
それでは今回はこの辺で。
adios!!