カタコト日本語を話すNINJAや、サイバーパンク風日本家屋、ブシドーを信条とするYAKUZAなどなど……。海外ゲームに登場する日本は、なんともスットンキョーな世界観をしているものばかりで、我々日本人からすると異文化のように思えてしまいます。しかし、それこそが「海外から見た日本文化」なのです!
そこで今回は、洋ゲーに登場する怪しいニッポン文化に焦点を当て、ツッコミを入れつつも、その不思議な魅力について迫っていきます!
- ~目次~
1P: 『Saints Row 2』
2P: 『COMMAND & CONQUER RED ALERT 3』
3P: 『Nancy Drew: Shadow at the Water's Edge』
4P: 『SHADOW WARRIOR CLASSIC COMPLETE』
5P: 『レッドスティール』
6P: 『KANE&LYNCH: DEAD MEN』
7P: 『メダル・オブ・オナー ライジングサン』
8P: 『Chaser』
9P: 『Hitman2: Silent Assassin』
10P: 『Shadow Warrior』
『Saints Row 2』
開発元:Volition Inc. 発売元:THQ
ゲームジャンル:オープンワールド系クライムアクション
正体不明のニッポン料理……!
―日本よ。これがニッポンの食文化だ!
ハチャメチャオープンワールド系クライムアクションゲーム『Saints Row 2(セインツ・ロウ2)』に登場するKANTOは、ヤクザ集団ローニンが経営する日本食レストラン。日本・中国・韓国の文化が入り乱れた店構えにツッコミを入れたいところですが、それよりも鉄板の上で焼かれている正体不明のニッポン料理にショックを受けました。ゲーム開発者の「よくわかんないけど、ここに日本っぽい食べ物をおいておこう!」とロクに調べもしないで、テキトーに見繕った感がひしひしと伝わります。こういうところから間違った知識が生まれると思うんですよね!
逆にJRPGとかに出てくる自称中世ヨーロッパ風の世界はどう思われてんだろうな
ここにスプリンターセル:カオスセオリー(海外版)がないなんて!
大仏が据えられたヤクザのアジトやメガ銭湯「浴室の家」に潜入し、「悪い為に」「平和」などと書かれた掛け軸を横目に任務をこなし、日本の国防総省(ロビーに「KOKUBOSOSHO」看板あり)に潜む巨悪を倒すために、作戦司令室「赤い部屋(扉にでっかく書いてある)」を目指すカオスセオリーがないなんて!
目次の項目クリックしたらそこに飛べるようにして欲しいです