
※画像はYouTubeのスクリーンショット
目の錯覚を利用して作られた、奇妙な立体アートの紹介映像が面白い。
画面手前に置かれた白いオブジェは間違いなく四角い形をしているのに、鏡に映る姿は丸型になっている。
これは一体どういうことなのだろうか?
■ベスト・イリュージョン・オブ・ザ・イヤー準優勝作品
画面に映っているのは、2016年のベスト・イリュージョン・オブ・ザ・イヤーで2位に輝いた、明治大学の杉原厚吉教授による作品「Ambiguous Cylinder Illusion」。
全く性質の違う四角と丸という二つのカタチが、鏡に映すことで反転するというのが実にユニークかつ不思議である。
■四角と丸を行ったり来たり

※画像はYouTubeのスクリーンショット
初めは手前が四角、奥が丸だったものが、180度反転させると今度は手前が丸、奥が四角に変化。どうやらこのオブジェは四角と丸の間を自由に行き来することができるようだ…。
その秘密は動かしている途中の姿にありそうだが、動画を見進めるとさらに複雑なカタチのバリエーションが登場し、ますます脳の混乱は加速していく…。
■独特の形状が脳に錯覚を起こさせる
この「Ambiguous Cylinder Illusion」の仕組みについて、3Dプリンタ製の模型を使って解説している動画があった。
どうやら四角にも丸にも見えるためには、この独特の波打つような形状がキモのようだ。真上から見ると四角なのだが、これを一定の角度から見るとまるで円柱になったように見える。
とはいえ、解説を見ても完全にどういうことなのか理解できないし、相変わらず脳みそは騙されっぱなしだ。そんな不思議なところもまた、このアートの面白いところである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)
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